山頂部の西から北斜面にかけて伊豆スカイラインが通り、同有料道路でも眺めの良い区間となっており、展望を目的とした駐車場がいくつか整備されている。
山頂北には氷ヶ池があり、かつては氷を切り出したこともあったという。(ウィキペデイア)
我が家から歩いて登れる函南町の最高標高地点が玄岳山頂だ。2日最高の好天に恵まれたので水と少しの食料をリュックに詰めて登ってきた。
気温が上がっていたためか、少し霞が掛かっていた。
玄岳は我が家のトレーニング場所として最適で、積雪するとアイゼンもって出かけて訓練したりもしている。
深田 久弥は何で玄岳を彼の日本百名山に加えなかったのかなと思うような眺望に優れた山だ。
ただし僕個人は、山は登山者が自分の百名山でも三百名山でも作れば良いと思っているので深田の百名山などにまったく関心は無い。
ハイカーも少なく、忘れられたような山だが、その眺望は天下一品だと思う。
函南側登山口から25分ほどの所にある展望地からの富士山。
僕の山仲間が、今年笹を刈り取って登山道を整備した。
函南町はこの山に無関心で、まったく整備をしない。
僕も以前、笹藪を刈ったことがあるが年一回は手を入れないと、登山道は藪漕ぎが不可欠となる。
山頂から富士山と箱根連山を眺める。
右側の山が箱根の最高地点神山と箱根駒ヶ岳。
西側、函南・三島・沼津方面の街並みと駿河湾。
海沿いの左側の山は沼津アルプス。
写真では不明だが遠く南アルプスの荒川三山・赤石岳・聖岳も見える。
東側、熱海市街と真鶴半島。
写真にはないが南側には初島や大島を見ることが出来る。
そして僕の大好きな「玄岳の瞳」=氷が池。
雪の氷が池は筆舌に尽くしがたい美しさだが、新緑の頃も良いな。
熱海側からも登れるので、是非おいで下さい。
この日の所要時間は函南側登山口から写真撮影したり山頂で軽食を取ったりしても往復2時間15分だった。