人間万事虚誕計  会長万事うそばっかり | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「雪の日の名所見物はまた格別」と風流を気取る男。でも、本心は「ああ、よせばよかった。どこで見たって雪は白いにちげえねえ。早く帰ってコタツと湯豆腐だ」―


▼江戸期の戯作者式亭三馬(しきていさんば)の「人間万事虚誕計(にんげんばんじうそばつかり)」はタテマエとホンネ、ウソとマコトを会話体で活写した。稽古場のお師匠さん、芸者さん、奉公人…。市井で生きる人々の心の表と裏を絶妙に書き分ける。あの狐狸庵(こりあん)先生こと故遠藤周作さんをして、「平生より愛読して横におかぬ本の一つ」と言わしめた(「古今百馬鹿」角川文庫)


▼思いの丈を自由にネットで「つぶやく」便利な道具のない時代。庶民は、三馬の滑稽本を奪い合うように読んで、苦笑、大笑しながら、日ごろの憂さを晴らしたのだろう


▼さて、日本中、いや世界に向けて情報を発信する組織の長たるこの人。やはりホンネは「まったく反省などしていない」ということのようだ。NHKの籾井(もみい)勝人会長は経営委員会で、こう問いかけたそう。「私は大変な失言をしたのでしょうか」―


▼就任会見時に批判を浴びた従軍慰安婦問題、特定秘密保護法、首相の靖国神社参拝など5項目を取り消しておきながらの、この言いようだ。国会での“おわびと反省”は何だったのか


▼私たちは受信料を払って、NHK国会中継で会長の“ウソ”を視聴させられたらしい。「会長万事虚誕計」。笑うに笑えぬ。




「北海道新聞」卓上四季より転載



この籾殻クン、全理事の辞表を期日の記入なしで預かって、そんなことは当たり前と国会で答弁したようだが、首を預かって自分の意のままにしようとしていることぐらい子どもでもわかる。

アベチャンネル化を進めるNHKに対して、受信料拒否までは決断出来ない人も、いくつか取り得る手段はある。
抗議をNHKに送るのはもちろん、受信料の支払いを口座振り込みをやめて、振り込み用紙で振り込むようにする。
これ意外に抗議的な意味合いがあるようだ。
いつでも支払いストップするぞと言う意思表示。
あるいは籾殻や百田、長谷川などアベのお友達が辞任するまでの限定支払い拒否などと言うのも良いかもしれない。

いずれにしろ何らかの具体的行動を起こして、NHKのアベチャンネル化を阻止しましょうよ。