福島の食卓は依然、汚染状態 検査対象の3分の1強からセシウム、基準超過4.6% 最高値はキノコ | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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測定品種ごとの基準超過件数等

測定品種ごとの基準超過件数等



福島市は、市内各地区の38施設で実施している家庭での食品等の放射線モニタリング測定結果をまとめた。今回の測定は今年1月分で対象件数695件のうち、3分の1強にあたる243件からセシウムを検出した。このうち、食品基準の1kgあたり100ベクレルを超過したのは4.6%の32件で、前年同月比で2・7ポイント上回った。

 

調査は、食品等簡易放射能測定器を使って、食品を切り刻む測定と、切り刻まない(丸ごと)測定を実施、両方あわせて695件が対象となった。期間は1月4日~31日。測定件数としては一年前に比べて24件増。対象は農作物が53%を占め、食品は41.9%、飲料水3.7%などとなっている。

 

検出結果によると、243件からセシウムが検出(35.0%)された。前年同月は38.7%だったので、率は少し低下したことになるが、基準超過件数は32件で、前年同月比の14件の倍以上合った。比率も1・9%から4.6%に増加している。


放射性セシウムの高かった主な農作物等

放射性セシウムの高かった主な農作物等


基準超過率が増加している原因について、事故後、時間がたつとともに、食料品を供給する側の選別が低下したか、あるいは消費者側の警戒意識が低下したか、それとも、そのどちらの要因もが影響したか、などが考えられる。


セシウム濃度の高かったのは、キノコ(塩漬け)で3件の測定のうち、2件から基準超過のセシウムが検出された。うち最高値は1350ベクレルだった。またキノコ(しいたけ)原木は5件の測定対象のすべてが基準を超過市、最高値は1231ベクレルだった。そのほか、肉(ナカドリ)も8件中すべてからセシウムが検出、うち5件が基準超過、柚子も19件中15件で検出し、うち3件が基準超過。肉(イノシシ)は16件中15件で検出、8件で基準超過などとなっている。



Finance GreenWatchより転載



なかなか下がりませんね。
こんな状態があと何十年続くんだろうか。