インド訪問中の安倍総理大臣(25日~27日)は、シン首相と会談し、日インド関係の強化について話し合うが、その中で安倍首相は日印原子力協定締結の推進で合意を目指している。これに対して、インドの反核団体等がムンバイなど各地で「アベ・ノー」の抗議行動を展開している。
安倍首相はインドのシン首相との首脳会談で、インドのインフラ基盤整備のため、ムンバイの地下鉄建設などに2000億円余りの円借款を行うほか、日本の原発輸出を促進するための原子力協定の締結に向けた話し合いを進めることを目指しているとされる。
日本からの原発輸出を進める日印原子力協定の締結は、都知事選挙への影響などを考慮して、今回は表面的には締結宣言はしないとされる。だが、締結に向けた実質的な合意をとりつ
けるのでは、との見方も出ている。
こうしたことから、インド国内の反核、反原発団体や市民などが、首脳会議が開かれるムンバイに集結、抗議行動を展開している。.
Finance GreenWatch より転載
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イスタンブール日本領事館前で原発輸出反対デモ
紅林進です。
安倍政権はトルコなどに原発を輸出しようとしていますが、トルコのイスタンブールにある日本領事館前では、現地の人々による原発輸出反対デモが行われた、とのことです。
なお安倍首相は、インドにも原発を輸出しようと、開会したばかりの 国会をすっぽかしてインドを訪問し、原発輸出のための原子力協定 を締結しようとしています。
(協定締結は今回は先送りされたとの報道もあります。)
これだけ重大な原発事故を起こしていながら、原発を海外に輸出する ことなど、許されないことです。
(以下転載)
みなさん
1月22日、トルコのイスタンブールにある日本領事館前でトルコの環境NGO のネットワークであるトルコ反原発連合(Antinuclear Alliance of Turkey)に よる原発輸出反対デモが行われました。
デモ隊の代表者は日本領事館職員と面会することができ、日本の国会議員 に対して日トルコ原子力協定の否決を求める公開書簡とシノップの「汚染されていない土」を手渡したとのことです。
「レイバーネット」より転載
トルコでもインドでも、心ある国民は原発輸入に反対の声を上げている。
是非連帯して国際的な原発NO!を高めあいたいものだ。