中部電力は30日、運転停止中の浜岡原発5号機(御前崎市佐倉)のタービン建屋内で、配管から放射能を帯びた水約3リットルが漏えいしたと発表した。
漏えい水の放射能濃度はラドン温泉の10分の1程度と低く、放射線管理区域外への影響はないと説明している。
中電によると、水漏れがあったのは復水回収タンクから主復水器に水を送る配管で、溶接部付近に微小な穴が見つかった。穴をふさぐ応急処置を施し、水漏れは止まったという。
5号機では政府の要請を受けた原子炉停止作業中の昨年5月、復水器内の細管が損傷し、海水約400トンが流入するトラブルが発生した。
中電は浄化のため、復水器内の水を復水回収タンクに移し、塩分除去装置に送る作業をしている。
海水流入後の調査で、復水貯蔵槽や原子炉内部の部品などに複数の腐食箇所が見つかった。中電の広報担当者は「今回の配管の穴が腐食によるものかどうかは現段階で不明で、原因を調査する」と話している。
「静岡新聞」より転載
こんなんで、東海地震やさらに3連動地震なんかに、
耐えられるわけがない。
世界中の原発で初めて400トンもの海水が原子炉内部に
流れ込んだ原発だもの。