家柄の良いオリバー(ライアン・オニール)は、父親と仲が悪かった。
父親は、息子のオリバーに、いつも命令調な言い方で、時には、箇条書きにしたメモを渡したりして、指示する。そんな厳格な父親が嫌いだった。昔は、厳格な大人が多くいた時代で、それも懐かしかった。
代々オックスフォード大出身と言う家柄にも、嫌気がさしていた。
オリバーは、格下のラドクリフ大のジェニー(アリ・マッグロー)と、恋に落ちる。
父親の威厳に逆らう形になる。
お互いが、24歳になった時に、ジェニーは、白血病にかかってしまう。
オリバーは、嫌いだった父親に、頼んで、病院費用を含め、なんとか助けて欲しいと懇願するも、ジェニーの病状は悪化して、亡くなってしまう。
ジェニーが、生前、「愛とは決して後悔しないこと」と、オリバーに語った言葉が胸に刺さっていた。
その言葉を、オリバーは、父親とのいさかいの中で語り、和解する。
オリバーは、まだ、ジェニーがそこに生きているかのような感覚で、2人の思い出の場所に行き、浸る。
この映画の懐かしいところは、当時の恋人同士の会話ややり取り、考え方にある。もちろん、デートの仕方や盛り上がり方もだ。
恐らく、今の人達とは全く違うと思われる。オリバーの一挙手一投足が、「確かに、そういう心境でやり取りしたな」と、この当時が蘇り、懐かしく思うのでした。
☝🏻😉👍🏻