カジュアルさんとのお見合いは、私が婚活を始めてから1ヶ月程立った頃のことでした。

この頃には既に、殆どの男性が10分前には現れないことも当たり前に感じるようになってきていました。



それでも、大体10分前くらいになると、入り口を男性が入ってくる度

あの人かな?
あ、違った!
次はそうかな?

というそわそわ落ち着かない気持ちを繰り返します。

そんなことを10分ほどやっているうちに、待ち合わせの時間がやってきました。




カジュアルさんはまだ現れていませんもやもや

周囲には男性は1人もいなかったので、今回は私が気づかなかったというわけでもありません。




5分が過ぎ、あと5分だけ待ってみて現れないようなら、電話をかけてみようと思っていたのですが....





待ち合わせ時刻を8分ほど過ぎた頃、
(10分経ったら電話!と思っていたのですがここだけやたら正確に覚えています笑い泣き)


悠々と歩きながら
カジュアルさんが登場しました。


いやいや、あなた遅刻してるんだから、せめて入り口の前くらいからは走ってこようよ滝汗
ポーズでいいから、申し訳なさを演出しようよー!

あまりに堂々たる登場で、カンナはぽかーん。


「カンナさんですか?
いや~待ち合わせ、駅かと思ってしばらく待ってたんですけど、誰も来ないからあれ?と思ってたんですよ。
ホテルでしたね爆笑



ホテルでしたね爆笑




え、それだけ?びっくり




もしかしたらこの人は、謝れないタイプの方なのかな?
だとしたら、私の苦手なタイプの人なんです。


なんだか苦い気持ちでスタートしたお見合い。
微妙な気持ちになったのには、もう1つ理由がありました。