写真と実物のあまりの落差に、眼鏡をかけてると雰囲気が違いますねアセアセという苦し紛れのコメントで誤魔化したカンナ。


期待値高めとお話した通り、
お写真の理系さんは前髪を上げてきちんとセットし、スーツもピシッと着こなしていて出来る男!という雰囲気だったんです。


でも実際はというと....


前髪は目にかかっていて、表情が見えづらいですし、髪の毛はべたっとしている上にボサボサ。
冬だったのでマフラーをしていたのですが、毛玉だらけ。
スーツはだぼっとしていて、サイズが合っていない上、ちらりと見える革靴は、汚れている....。

前髪のせいかもしれませんが、全体的に暗めの雰囲気です。



室内に入って、顔をマジマジと拝見すると、確かにお顔は写真の理系さん。

恐らく写真はそこまで加工などはしていないはずなので、素材はとっても良いのに勿体無い!!!笑い泣き





アラン・リックマンハート
と思っていたら、





スネイプ先生が現れた!
というような衝撃笑い泣き
(スネイプ先生も好きですけどね笑)
※画像はお借りしています。



コートを脱ぐと、ジャケットは着ておらず、いきなりワイシャツが現れたのですが、ノーネクタイでなんと第2ボタンまでガッツリ開いていましたびっくり

そして、そこからチラリどころではなく、しっかり見えている首元ヨレヨレのヒートテックもやもや


女性と会うというのに、無頓着にも程がありますもやもや


とは言え、人間見た目だけで判断するのは良くありませんからね。
気を取り直して、お話に集中です。

学校の先生らしく、お互いの学生時代の思い出話をしたりと、話題は尽きず、気まずい沈黙になるようなことはありませんでした。


「カンナさんの高校は、校則とか厳しかったですか?」

「うちはかなり自由でしたね。
スカートの丈とか、髪の色とか、厳しいところは本当に厳しいみたいですよね。」

「僕のいる学校は正にそんな感じです。
髪の長さとか色とか、ワイシャツの下に着るシャツの色とか!」

「わ~学生!って感じですね。
私の学校はそういう感じではなかったですけど、話を聞いているとなんとなく自分の学生時代を思い出して懐かしくなるの不思議です!」

なんてことない和やかな会話。
でも、気になるのは目の前に見えるヒートテック笑い泣き

生徒の服装指導の前に、まず自分では?という意地悪な見方をしてしまう自分が嫌になります....。


でもやっぱり、服装のダサさやあか抜けなさは気にならなくても、最低限人前に出ても恥ずかしくない格好ができる人。

これは外せない条件かもしれない。

そう思った、理系さんとのお見合いなのでした。



清潔感は大切! <完>