最初のうちは、パーティーでも話した趣味の話の延長のような感じで、良い雰囲気で話せていたと思うんです。
私の大好きな笑顔も健在
雲行きが怪しくなってきたのは、パーティーの感想に話が及んでからでした
「で、どうでした?実際のところ。
男性はどんな人が参加してたんですか?」
「男性ですか?
真面目そうな方が多かったですよ!」
「ああ、そんな感じでしたよね。」
文章にすると伝わらないかもしれないんですが、この時の「そんな感じでしたよね」がひっじょーーーに感じ悪かったんです。
馬鹿にしているというか、鼻で笑っているというか
「正直、普通に出会いとかないんだろうな~って思いませんでした?
待ち合わせ場所で待ってる時、冴えない人が多いな~と。」
はい??
「普通にというのが何を指すのかわからないですけど....。
出会いがないのは私もそうなので、人のこととやかく言えないです。
真剣に探しているのが伝わってきて好印象でしたよ?」
「いや~カンナさんとあの人たちは違いますよ。」
確かに私も、待ち合わせ場所に並んでいる男性を見て、童顔さんのスタイルの良さが群を抜いているなと思いました。
コミュニケーションの取り方も、女性のエスコートの仕方も卒がないんです。
でも、出会いを求めてパーティーに参加している時点で、あなたも私も、彼らと一緒じゃないの?
普通の出会いがないんだろうなとか馬鹿にできる立場なの??
少なくとも、他の参加者の男性は、多少不器用なところはありましたが、他人を落とすような発言はしませんでしたよ
「女性も女性でしたよ!
カンナさん、今回相手選び放題じゃなかったですか?」
「え?なんでですか?」
「コミュニケーションがまともに取れない人が多かったんですよね。
会話してても目が合わないとか、全く笑わないとか声が小さすぎるとか。
それどころか全く喋らないとか。」
これには私も思い当たる人物がいたので苦笑いでした
「あとは、年収とか仕事の話ばっかり聞いてくる人とか。
お金目当てなのが丸わかり。」
そして、この後の童顔さんの発言に、唖然とするのです。