関西メディカルスポーツ学院の摩季れい子学長の執筆中の著書『MAKI式メディカルSTトレーニング法』から引用して、シリーズでメディカルSTトレーニング法についてご紹介しています。
メディカルSTトレーニングの目的は、
①バランスが崩れた骨格を本来の位置へ整える
②関節を安定させる
③筋肉の柔軟性と筋収縮を得やすくする
④神経の総合作用を向上させる
ことにあります。
それらにより、患部への直接的な荷重ストレスを回避しながら機能向上トレーニングを実践することによって、靭帯の損傷をはじめとする関節トラブルや筋肉の損傷に対応していきます。
そのため、どの部位のバランスが崩れ、故障を負ったかを知るために、患部だけを診るのではなく、故障の原因となった体の使い方のミスや身体機能(アライメントの崩れなど)を全体から見極めることがメディカルトレーナーの視点として大切なポイントになります。
また、メディカルトレナーは「治療行為」はできないため、幹部への直接的な治療や施術は行わず、常に安全性を考慮しながら、患部外の関節運動と筋肉調整によって間接的に患部の機能向上を図って行くという役割を担います。
では、昨日の続きをご紹介いたします。
「メディカルSTトレーニングを開始するにあたり、メディカルトレーナーは障害原因を分析し、体幹バランスチェックから進め、四肢関節の①関節可動域チェック、②筋力チェック、③靱帯機能スクリーニングを両側ともに実践し、フィジカルチェックを入念に行います。
その身体機能チェックで得た情報を基に、機能状態に応じてメディカルSTトレーニングのプログラムを立案します。
その実践と管理から早期復帰を目指し、リスク回避とともに体力低下を最小限にくい止めます。
また、故障箇所をカバーする能力として神経調整力も重要な要素であるため、体幹安定力や位置覚を向上させる神経反応トレーニングも取り入れ実践します。
このトレーニングは関節コントロール力を向上させることから、故障箇所への荷重分散効果が高まり、弱化した関節への荷重ストレスを軽減させることができます。
筋力向上の目安は健肢との差を減少させることを第1ステージの目標に、損傷レベルに応じて収縮方法とトレーニング方向を決定します。
アスレチックリハビリレーニングによって機能向上を目指す時、患部外の関節の神経調整力をはじめとする体力要素の向上が機能活性に有効性が見られることから、セルフ・パートナーストレッチやPNFストレッチ、筋リラクゼーションアプローチを用いて関節可動域の確保に着手します。
上記の対応により柔軟性の回復効果が得られれば、神経調整力を活性する神経筋再教育プログラムを施し、関節運動を円滑にします。
このトレーニング法は神経(ニューロン)反応トレーニングと呼び、運動時の電気伝導系を向上させ、運動調整力を向上させるのに有効なトレーニング法です。
このトレーニングの実施にあたり、皮膚知覚や筋肉・関節に固有する固有受容器への神経活性を得る筋マニピュレーション(リラクゼーションアプローチや筋操作法)を活用することで、更に神経活性に繋がり、初期トレーニングでの関節運動を起こしやすくします。」
つづく
■ 関西メディカルスポーツ学院
●通信講座メディカルトレーナー科
(1年・4月10月入学)
●整体・野球・ゴルフトレーナー科
(午前1年・4月入学)
●野球トレーナー科(夜間1年・4月入学)
●ゴルフ選手科(昼間3年・入学随時)
【HP】 http://www.kanmedi.net/
0120-11-3559 資料請求・入学願書受付中!