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関西メディカルスポーツ学院

整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

肩や肩甲骨のメディカルチェックにつきましては、以前のブログでご紹介しました。


今回は肘~手首の疲労度&柔軟性をみるメディカルチェックを、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』から引用して、ご紹介いたします。



1)ヒジの屈曲テスト


●目的:1)上腕三頭筋の柔軟性と上腕二頭筋の収縮力を見る。

2)ヒジ関節の機能を見る。


●方法:①立位で、手のひらを前に向けて両腕を体幹につける。写真32-1



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②そのままヒジを曲げて前腕を前方へ上げていく。写真32-2


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③次は仰向けになって同様の屈曲を行なう。写真32-4


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●注意点:前腕を回外したままヒジを曲げること。


●チェックポイント

145度屈曲を目安に。上腕三頭筋と上腕二頭筋が柔軟なら指を肩につけることができる。


●対応:ヒジ屈曲テストは腕橈関節と腕尺関節の円滑性、上腕二頭筋と手関節背屈筋の柔軟性を見る。


1)筋肉が要因となるヒジ屈曲制限に対しては、前腕筋と上腕骨後方面の筋肉をストレッチし、改善を図る。


2)改善に際し、軽いエクササイズの後にストレッチを用いれば効果も高まる。」

●上腕二頭筋の図(前方面)
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●上腕二頭筋の図(後方面)


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つづく



摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。

https://sv16.wadax.ne.jp/~kanmedi-net/pro/product_info.php?cPath=37&products_id=89&osCsid=de8b11a35f36fa6963f53938d62714d5


ゲスト 松本幸大 元プロ野球選手

摩季れい子学長の「開投球腕PNFトレーニングとダイナミックピチングPNFトレーニング」セミナー開催。参加者受付中!!

詳しくはこちらから↓
http://www.kanmedi.net/news/index.php#68



■関西メディカルスポーツ学院 

 ●通信講座メディカルトレーナー科

  (1年・4月10月入学)

 ●整体・野球・ゴルフトレーナー科

  (午前1年・4月入学)

 ●野球トレーナー科(夜間1年・4月入学)
 ●ゴルフ選手科(昼間3年・入学随時)

 【HP】 http://www.kanmedi.net/
 0120-11-3559 資料請求・入学願書受付中! 
































前回まで、ピッチングや投球腕PNFトレーニングに入る前のメディカルチェックの必要性や、「野球肩」や「野球肘」と投球フォームの関係などについて、ご紹介してきました。


投球はさまざまな動きが複雑に働きあって、初めてバランスの良いフォームを作ることができます。


そのバランスの良い投球フォームをマスターするために、摩季れい子学長が考案したのが、

①セルフでできる投球腕トレーニング(座位・立位)

②投球腕PNFトレーニング(座位・背臥位)

③ダイナミックピッチングPNFトレーニング(立位)

です。


今回は、投球腕PNFトレーニングなどの目的や効果について、摩季学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』から引用して、ご紹介いたします。


座位や立位で、セルフで行う「投球腕トレーニングでは、①ヒジと手首を投球方向に手を向け、その位置から手と指でボールを挟むように握り、手首を投球方向に向け、ボールを離す感覚を養う。




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②人間が投げる動作で大切な役割を果たす下半身と上体の使い方をマスターする。


③胸郭部の回転、腰の回転と両腕の使い方をシンクロさせる感覚を身につける。


④胸郭部の回転に対し、左肩と右肩の使い方、つまり、投球時のアクセレレーションで腕を振り出すパワーの源となる大胸筋を使うタイミングを理解する。


⑤アクセレレーションからリリースを迎える胸郭部の回転と、ヒジの出し方をマスターする。」


「背臥位や座位で投球腕を作るPNFトレーニングと、立位で行うピッチングフォームのPNFトレーニングは、実際の投球時のイメージをつくるのに効果的です。


特に投球腕の下肢や上体、肩とヒジの使い方は、球速や制球力に関係するだけでなく、肩やヒジをスポーツ障害から予防するためにも重要になります。



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従って、介助者(コーチ・トレーナー)がいれば、しっかりと選手に肩甲骨と肩、ヒジ、指の使い方のタイミングを把握させながら行うことが大切です。できれば、シャドーピッチングの前に行うとより効果的です。」


立位で行うダイナミックピッチングPNFトレーニングでは、「投球動作(テイクバック期・コッキング期・アクセレレーション期・リリース期・フォロー期)での下半身と腰、そして上体にリンクさせる肩甲骨と腕・ヒジの位置を理解し、理想的な投球バランスと体重移動をマスターします。


下半身リードでの投球はピッチャーや野手にとって理想的な投球法です。体にその動きをPNFで記憶させ、瞬時に反応する下半身と腰、そして上体と肩、腕の連動性をそれぞれの期ごとにマスターします。その後、いくつかの要素を組み合わせて、複合的な動き(フォーム)をマスターします。」

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セルフでできる投球腕トレーニングをはじめ、MAKI式投球腕PNFトレーニングやダイナミックピッチングPNFの具体的な方法、球種ごとの肘・手首・手指のPNFトレーニングの方法は『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』の第13章をご参照ください。


また、ピッチングのバイオメカニクスの詳細につきましては、第12章をご参照くだい。


投球腕やピッチングのPNFトレーニングを行う場合、指導者がピッチングのメカニズムを熟知しておくことが大切です。また、バランスの良い投球フォームの動作やタイミングを理解しておくことが重要です。


なぜなら、間違ったPNF(抵抗)をかければ、バランスの良い投球フォームは作れないからです。PNFトレーニングは、指導者のレベルが問われる高度な技術が求められるのです。


2014年1月25日(土)には、投球腕PNFトレーニングとダイナミックピッチングPNFトレーニングの実技を中心としたセミナーを大阪で開催いたします。一般の方も参加できますので、ぜひご参加ください。



摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。

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投げる動作が肩や肘関節にとって
どれだけ負担がかかっているか 
それは計りしれません

さまざまな腕の高さで投げねばならない。
それが野球の「投げる」動作だからです。

少しでも脚と体の回転のタイミングが外れれば、
故障を招きやすい肩関節や肘関節。

肩や肘関節を傷めて苦しむ選手は
本当に多いですね

痛みが慢性化して症状が中々改善されない、
治癒までに時間がかかりそうだと
不安を抱えていらっしゃる方は、
野球の専門トレーナーにお任せください。

肩関節痛や肘関節痛は臨床経験の豊富な
野球トレーナーがいる専門機関がいいのです。

リハビリトレーニングのプログラムを構成し、
綿密な管理と症状との見極めで
多段階に科学的プログラムの提案から
管理が求められるからです。

しっかりした専門機関でのメデイカルリハビリが
一番早く復活できる手段と考えます。

全国各地で野球トレーナーとして活躍している
関西メディカルスポーツ学院の卒業生も
ご紹介できます。

また、大坂では
肩や肘関節の故障を抱えた選手を数多く復活させ、メデイカルリハビリトレーニングを専門とする
私が主催しているベースボールジムクリニックや
FIXーBODYもお薦めです。

FIX-BODYは、
今年でプロ野球選手を引退した
松本幸大の的確なアドバイス

野球肩・野球肘・腰痛(ヘルニア症や分離症)から
野球に早期復活を実現してきた
現役プロ野球選手のパーソナルトレーナー
の摩季トれい子(関西メデイカルスポーツ学院の学長)

京都大学硬式野球部チームトレーナーの藤田慎吾
(関西メデイカルスポーツ学院の学科長)

スポーツ整体士でゴルフツアートレーナーの中邑佑

が構成する専門スタッフが
早期復活へ完全サポートをさせていただきますビックリマーク


チームトレーナーやグループトレーニング、出張でのトレーニング指導や野球教室の開催も可能です。

まずは、お問い合わせくださいo(^_^)o
また、ご予約の上、直接、来院されても結構です。

お問い合わせ:06-6147-2353


さて、 「野球肩」や「野球肘」の予防や再発を防ぎ、スキルアップするためは、投球フォームの改善が必要不可欠です。

そこでまず、投球フォームのチェックポイントを摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』から引用してご紹介いたします。

「ボールを投げるという動作は複雑ですが、フォームの中で大きなポイントになるのが回転力と直進方向への体重移動です。

この2つがスムーズに絡み合い、利き腕を体幹と一体化させて振ることでパワーは結集し、生きたボールが投げられるのです。

今故障がないのにピッチングで悩んでいる選手、もっと上手く投げられるはずなのにと悩んでいる選手には、必ず理由があります。


もう一度、体のバランスとフォームを見直し、原因を分析してみて下さい。原因が分かり、リスクが回避できれば、目指そうとする球速やコントロールを手にすることが可能になるはずです。


その取りかかりとして、できるなら自分の姿勢や投球フォームを前後・左右から動画で撮り、今のフォームをチェックしてみてください。


実際に見てみると、頭で思っている形とはかなり違うものです。その中でオーバースローの場合の主なチェックポイントを挙げておきます。


① 体の左右・前後のバランス(姿勢や肩甲骨の位置)は整っているか。


② モーションに入った際、軸足が安定し、しっかり立てているか。


③ 背筋を伸ばし、パワーを背筋から出そうとする意識が感じられるか。


④ コッキング期に前足がカカトから着地し、前脚(まえあし)の腰、ヒザ、つま先が投球方向にしっかり向いているか。インステップや、ヒザが外側へ倒れていないか。


⑤ ケリ足側の足裏が最後まで粘って地面に着き、離れる寸前までしっかり後方を向いているか。


⑥ コッキング期に腕がゼロポジション近位置を確保できているか。ヒジが下がっていないか。ボールを持つ手首が投球方向に向いているか。


⑦ 頭から背骨までの回転軸が常にフォームの中心にあるか。


⑧ アクセレレーション(加速期)での身体の回転が、前脚の軸足に頼りすぎ、体重が乗りすぎていないか。


⑨ 下半身の安定性はあるか。重心が下がりすぎていないか。


⑩ 頭が動きすぎず、目線が初めからフォロースルーまで一貫して投球方向を向いているか。


⑪ フォロースルーで後足が腰の高さ近くまでしっかりケリ上がっているか。



こういった基本を身につけることで、故障を起こしにくい無理無駄のない投球フォームを作ることができ、それがボールの質をアップする何よりの近道なのです。(以下、省略)」



●良い投球フォームの例(スリークロス投法)

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昨日は投球フォームと肘通の関係についてご紹介しました。


今日は「変化球の投げ過ぎも肘を傷める原因になる」ことについて、摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』から引用して、ご紹介いたします。



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「オーバーユーズやフォームの欠点以外にヒジを痛めやすい原因としては、例えば、変化球を投げ過ぎるということも考えられます。


今は変化球の種類も増え、握りや投げ方も個人によって微妙な違いが増えているようですが、例えばシュートについて考えてみましょう。

シュートを投げる時には当然ヒジの回内(内へ回す)動作が多くなるため、内側靭帯に大きな張力がかかります。すると伸筋群の柔軟性が失われやすくなり、繰り返されていくうちに筋肉の付着部へ炎症が起きやすくなることが考えられます。


また、体の回転方向に腕を振り抜くタイプではなく、ヒジ下から手首を尺骨側へねじるタイプのカーブや、同じく滑らせるのではなくねじれを加えるスライダーでは回外(外へ回す)動作が起こり、ヒジ内側での押し込みと回内筋、背屈筋の伸張運動を伴うため、ヒジの外側に痛みが生じやすくなります。


ただ、変化球であってもしっかり体全身を使って腕を振って投げることが大切で、手先で変化をつけよう、コーナーへ投げ分けようとすればするほどヒジへの負担は大きくなりますし、ボール自体も生きてきません。


ヒジを痛めないための予防としてはヒジに負担の少ないフォームが第一ですが、練習の前後のフォームアップやクールダウン、ストレッチを入念に行うこと。


 また、投球後にはしっかりと筋肉から熱を取るために、適切な時間でアイシングも行いましょう。その日の疲労はその日のうちに取るということを心がけ、常にいい状態で翌日の練習や試合に入れるように十分なケアを行ってください。



近年、甲子園大会でも投手の肩、ヒジのチェックが義務付けられるようになったように、年々、コンディションへの意識は高まってきています。


それでも、選手というのは痛みを口にするとレギュラー争いから脱落する、あるいは試合に使ってもらえなくなるといった不安や、チームに対する責任感からつい無理をしてしまいがちです。


選手には痛みを感じた時には休養を取る勇気と、指導者には選手の将来を考えての十分なチェックをお願いしたいと思います。」


つづく





変化球のPNFトレーニングなどにつきましては、『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』をご参照ください。

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昨日は、肘の構造と痛み発生の仕組みについて、ご紹介しました。


今日は、投球フォームと肘痛の関係について、摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』から引用してご紹介いたします。


●悪いフォームの一例

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「筋肉の発達が練習量に追いつかない幼少期であれば、投げ過ぎによってヒジが炎症を起こすケースが多いようです。

これが高校生以上になると甲子園という大目標へ向かう思いの強さが、投げ過ぎとなってヒジの不調へつながっていくケースも少なくはないでしょう。

ただ、そういった中でもヒジの痛みと大きく関係するのがフォームです。

同等の筋肉の強さを持ち、同じような練習をしても痛みが出る選手と出ない選手がいます。

この差を分けているのは、肩と同じく第一にフォームです。そこで、特にヒジに負担のかかる代表的なフォームを示すと次の通りです。

①肩・ヒジ・手首・指の順に使っていくレイトスローイングではなく、いわゆるヒジが出てこずに指先が先行する形。

②アクセレレーション期に正面から見てヒジが肩よりも下がり、その状態でリリースを迎える場合。

③リリース時に軽くヒジが屈曲した状態。

①では、上体主導の手投げで、手首・指の屈筋群に引っ張られ現象が生じ、その付着部のヒジの内側に損傷を招きやすくなります。

また、ヒジが投球方向に向かないままフォロースルーに入る(手投げ)形です。その結果、上腕骨や尺骨をつないでいる靭帯にも負担をかけます。

②では、手首・指の屈筋群の引っ張られ現象が生じ、その付着部分のヒジの内側や靭帯部に損傷を招いて痛みが起こりやすくなります。

肩甲骨の位置がずれ、それにより本来もっと高い位置にあるゼロポジションの位置が低くなっていることが考えられます。

③では、ヒジが軽く曲がった状態のままでフォロースルーを迎えることになります。

そうなると橈骨が尺骨に対して回旋しながらかぶさり、尺骨を内側に押し込めるような動きから上腕骨面でねじれを招き、炎症につながるケースがあります。

いいフォームを評する時に「ヒジがしなっている」「柔らかく使えている」という表現が使われ、逆に悪い例としては「ヒジが出てこない」「アーム式だ」などと言われます。

せっかく体幹から肩を通ってヒジまでエネルギーを上手く伝えてきても、最後にヒジを通って指先までうまく伝達できなければキレのあるボールは投げられません。


故障の予防はもちろん、一流投手を目指すためにもヒジの使い方は非常に重要なものと言えます。この使い方については12章の中で詳しく述べます。」


つづく



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