京都、阪神、東京、中山、函館、小倉競馬場は制覇。残すは福島競馬場と札幌競馬場。
体が元気になったらちょっと行って見よう。
実は、競馬場はちょっと飽きていた。若いときから、まるで人生の目的のように、毎週通い詰めていた。 母親に、テレビにいつも映ってるで、と言われる始末だった。ある有名ジョッキーに、どういう人間違いか知らないが、ハナで笑われたこともあった。集合の時に頭を下げない騎手がいて、その騎手をブログで批判したら、その騎手になぜか睨めつけられて、にらみ返したこともあった。悲喜こもごもがパドックにあった。
なぜパドックにそこまで執着したか。一つにはパドックで馬を見れば馬券が獲れると思い込んでいたから。何十年も。
しかし、いつまで経っても馬券で飯が食えるようにはならなかった。いつしかパドックから離れた。テレビでパドックを見ようとしたが、それは現場のパドックとはまるで違う別物だった。そして、今はテレビも見なくなった。今はデータ分析中心。時々、テレビのパドックや調教ビデオで、勝ち馬を当てることがあるが、それは一ヶ月に一二回。
競馬は一生の趣味。
細く、長く付き合っていく。