ジミヘンドリックスを聴いてみた | パドックに魅せられて

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競馬歴45年。
馬ほど美しい動物はいません。

私はロックは聴かない。

ジャズをこよなく愛している。ロックを聴いていたのは、13歳~17歳のころ。ビートルズが導火線で、フォークを含めてクリーム、ジェファーソンエアプレーン、ドアーズなども聴いた。好きだったが、ジャズを聴くと一気にそのとりこになった。

ジミヘンドリックスも当時ラジオから流れていた。特に彼らにはまることはなかった。

なぜ、お金を出して今回ジミヘンドリックスを買ったのかというと、テレビで彼らの演奏を観たから。そして、ジャズのミュージシャンの中に彼を評価する人が結構いることを前から知っていた。例えば、アレンジャーのギルエヴァンスが彼の曲を取り上げて、彼のビッグバンドで演奏している。

 

聴いてみて特別な感動はなかった。まあまあである。私にはギターの技術的なことはわからない。彼のギターは優れているんだろうと思う。ただロックなんで、私の好きな音楽とは違うということ。ロックはテンションを求める音楽だと思う。テンションとは辞書を引いてみると「緊張」「張り詰めた状態」とある。音楽にこれを求める人にはロックは最適なのだろう。私は音楽には癒しを求めているのだろうか。あるいは「いい音」。

 

ジミヘンドリックスは薬物で短命だった。

そして優れたミュージシャンであった。