京都新聞杯は昔は秋に行われていました。ジャパンカップ東上最終便だったのです。記憶に残っているのがカツラギエース。京都新聞杯を勝ち、ジャパンカップに行きましたが人気がなかった。当時のジャパンカップでは、まだ日本馬が勝ったことがなく、この先ずっと日本馬は外国馬に勝てないだろうと言われていました。
だけどあのときのカツラギエースは絶好調でした。 究極の仕上げ。逃げて、そのまま勝ちきった。2着がイギリスのベッドタイム、3着がシンボリルドルフでした。
あのときから、日本の競馬は変わりました。欧米の競馬に見劣りしなくなっていった。そしてサンデーサイレンスの導入。ディープインパクトの登場。
今や日本の競馬は、欧米の競馬と型を並べています。カツラギエースの京都新聞杯から40年ほどの時間が流れたのでしょうか