長野県の別荘地に移住して、よかったと思うことの一つが、ゴキブリがいないこと。大阪にいたあいだ、台所はある意味ゴキブリとの戦いだった。ゴキブリ専用の殺虫剤を用意していて、出れば親の敵のように殺虫剤を吹きかける。コラーッと怒鳴りながら。とにかくゴキブリは湧くかのように出現し、巧みに逃げるので、必死に殺虫剤を吹きかけないと、根絶はできない。あの気持ち悪さを、味会わなくてもいいのは、本当に今は快適な生活である。
ただ、ここはゴキブリはいないが、ハサミムシがいる。そして、ベランダからはスズメバチが入って来る。
人間の都合では、この地球は生きていないということか。