#たくさんお年玉くれたのはどんな人 | パドックに魅せられて

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競馬歴46年。
馬ほど美しい動物はいません。

叔母さん。

母には妹と弟がいた。弟さんとは付き合いがなかった。母と母の妹はお母さんに捨てられた姉妹だったらしい。弟さんだけお母さんが連れていったということだった。妹である叔母さんはよく私たちの家に来た。そして来ると必ず私たち子供に小遣いをくれた。だけど私は悪い子供で、この人にいつも小遣いをもらったり自転車を買ってもらったにも関わらず、父方の親戚の方が好きだった。母の妹=叔母さんはどこか品がないと感じていた。叔母さんは独身で、男性のニゴウサンだったりして、その男に会ったこともあった。たぶんホステスの仕事をしていたと思う。晩年は生活保護を受けていた。私は援助をするべき立場にあったが、自分自身が金に余裕がなく、全く子供の時に受けた恩返しができなかった。叔母さんが亡くなった時、私が納骨やその他の雑処理をした。これが私のした唯一の恩返しになったかどうかわからない。たくさんお年玉くれたのはどんな人

 

 

 

 

 

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