大野晋「日本語の源流を求めて」 | パドックに魅せられて

パドックに魅せられて

競馬歴45年。
馬ほど美しい動物はいません。



日本語は縄文時代、ポリネシア語族の一つが西日本に伝わり使われていたということです。そこにタミル語が南インドから到達してヤマトコトバが作られました。ヤマトコトバはそこから南へ東へ広がりました。その頃、北海道、東北地方にはアイヌ語、九州南部には隼人語が広まりましたが、ヤマトコトバに同化されていきました。朝鮮半島から高句麗語が入り、数詞の一部分と供に、他の単語やタミルと異なる文明を日本にもたらしました。その後、朝鮮半島を経て漢字が伝わりました。

推古音、呉音、漢音、唐音が伝わりました。カタカナ、平仮名が作られました。明治以降、欧米語を漢字に翻訳。江戸時代からヨーロッパ語が入りました。


日本語も稲作も朝鮮半島からもたらされたと言われていましたが、そうではなかったと書かれています。

南インドのタミルから伝わりました。タミルとはスリランカの横です。昔は移動は船ですから、南インドから一気に日本列島まで、直接伝わったということです。