いい会社ってなんだ? | 愛知県春日井市の社会保険労務士のカンちゃんのブログ

いい会社ってなんだ?

おはようございます、カンちゃんです。


昨日はバレンタインデーでした。

お客さんの事務員さんから幸運にも珍しいチョコレートを

いただきましたので、有り難く食したいと思います。


芋焼酎のチョコとは何とも珍しい。


愛知県春日井市の社会保険労務士のカンちゃんのブログ

景気低迷のもと、価格競争などに巻き込まれ、かつての日本式

経営とは異なった経営が主流となっています。


今日は「いい会社ってなんだ?」ということを、信州にある

「かんんぱぱ」で有名な伊那食品工業さんを事例に

考えてみたいと思います。


「いい会社をつくりましょう!たくましくそしてやさしく」の社是のもと、

急成長をいましめ、木の年輪のような少しずつでも確実な成長を

実現し、永続することに価値をおく自然体な経営をしています。


社員を家族のように大切にし会社の都合でリストラしない方針や、

会社の敷地を整備して「かんてんぱぱガーデン」として地域住民や

一般客に無料開放したりと、会社をとりまくすべての人々を

幸せにするという方針をひたすら貫いています。


その一貫した姿勢が、「半世紀にわたる増収増益」という輝かしい

結果に繋がっているとうです。


「企業は、事業活動を通じて社会に貢献し、人々を幸せにする

ことが使命である」


これは伊那食品工業の塚越寛会長のお言葉です。

一見、当たり前のことようにも聞こえますが、昨今の厳しい経済

情勢の中で、この一番大切な「本来あるべき姿」をいつのまにか

忘れてしまっている会社組織も多いのではないでしょうか。

いま一度、この「本来あるべき姿」を見つめ直し、

「社会によろこばれる」といった視点で会社組織をつくることが

求められる時代がきているようです。


伊那食品工業のように人々に長く愛される経営を実現している会社の

共通点に、

「社員がイキイキと働いている」、つまり

「従業員満足(Employee Satisfaction)を実現している」

ということが挙げられます。


従業員が仕事を通じて、「自己の成長や理想的な人生に繋がる

充実感を実感できる」ことです。


この従業員満足=ESとは、

決して金銭的満足でも従業員を甘やかすことでもありません。


このように見てくると、会社経営なるものは従業員満足度を

上げることが、最重要といっても過言ではありませんね。