カナダで起きている深刻な問題とは? | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

海外留学先として高い人気を誇るのがカナダです。
豊かな自然と街並みが共存しており、住環境がいいことでも知られていますね。
しかしカナダでは今、深刻な住宅不足が起きているそう。
どういうことなのか環境スペースが解説します。
 

■慢性的な住宅不足が起きている

日系の人が多く、日本人留学生でもなじみやすいことから留学先として人気なのがカナダです。
特有の訛りなどがなく、英語を学びやすいことも人気の理由といえるでしょう。
そんなカナダ留学で少し問題になっているのが住宅事情です。
コロナによるパンデミックにより、トロント・バンクーバーといった主要都市で住宅不足が起きているのです。
需要に対する供給が間に合わず、家賃も高騰を続けています。
カナダ留学でルームシェアを予定している場合は注意が必要です。
 

■カナダでルームシェアをしたい場合はどうしたらいい?

ホームステイや学生寮に比べると安くて自由度の高い生活ができるのでルームシェアを希望する留学生も多いです。
でも今は部屋探しが難しく、見つけられたとしても家賃が高いことも。
それでもルームシェアをしたいという場合は、とにかく早めに動き出すことがポイントになります。
遅くても入居希望日の2ヶ月前には探し始めた方がいいでしょう。
早い人は3~4ヶ月前から行動し始めています。
コミュニティで情報収集をするのもおすすめです。
カナダでは部屋や仕事は友人知人を介して見つける文化があり、ローカルなネットワークを利用した方が見つかりやすい傾向があります。
留学が決まったらまずはコミュニティに参加してみるといいでしょう。
 

■内見は一人では行かない

早く部屋を決めたいからといって内見もせずに契約するのは絶対にやめましょう。
カナダでは「知り合いの紹介」が一般的なため、大家さんと入居希望者の距離が近い傾向にあります。
なかには悪意を持った大家さんもおり、紹介された部屋と実際に案内された部屋がまったく違ったというケースも少なくありません。
必ず内見をして部屋を確認し、契約書にも偽りがないか細部までチェックしましょう。
また、内見をする際は信頼できる友人に付き添ってもらうと安心です。
その際、大家さんと2人きりになるような状況を作らないように警戒も忘れずに。
内見に行っただけなのに思わぬ犯罪に巻き込まれてしまうという事態も十分にあります。


カナダはいま住宅不足が深刻な問題になっています。
ルームシェアを希望しているなら早めに行動をした方がいいでしょう。
ルームシェア探しが難航してしまった場合はホームステイを利用することも検討してみてください。