知っておくと便利!スモールトークのマナー | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

英語圏独特の文化には様々なものがありますが、その一つが「スモールトーク」でしょう。
今回は、スモールトークについて環境スペースが解説します。




■スモールトークとは

スモールトーク(small talk)とは、ちょっとした雑談や世間話のことで、アメリカではコミュニケーションの一環として浸透しています。
街中を歩いている時や電車を待っている時、カフェでのんびりしている時など、突然声をかけられ、会話をするといった経験がある人もいるでしょう。
これがスモールトークです。
なぜこんなことをするのかというと、相手との距離を縮め「私はあなたに敵意はありません」といった声掛けの意味があるようです。
多種多様な種族、文化、信仰が共存する国では、ちょっとした誤解からトラブルに発展してしまうこともあり、スモールトークのような文化が生まれました。
性別や年齢などにかかわらず相手に話しかけるので、「外国人はフレンドリー」といったイメージを持つ人も多いかもしれません。


■スモールトークのマナーって?

文化の一つとして浸透しているスモールトークにも、当然ながらマナーがあります。
知らないうちにマナー違反をしてしまわないようにチェックしておきましょう。

・プライベートなことは聞かない
スモールトークは、まださほど親しくない人とコミュニケーションを取りたい時にするものです。
したがって、年齢や恋人の有無、結婚ステータスなど、プライベートなことを聞くのはマナー違反です。

・「Yes」「No」で答えられる聞き方をしない
スモールトークは互いの距離を縮めることが目的なので、会話が続くような質問をしましょう。
もし相手からそのような質問をされてしまった場合は、こちらから質問をし返すなどするとスマートです。

・無関心な素振りを見せない
ささいな雑談だからといって、つまらなそうにすることは失礼です。
無関心かどうかは相手にも伝わりやすいため、気をつけましょう。


■おすすめのスモールトークとは

マナー違反にならず、相手に不快な思いをさせない話題として定番なのが「天気」にまつわるトピックです。
今日の天気や最近の気候などから会話が広がるでしょう。
また、服装や持ち物を褒めるというのもおすすめです。
相手に興味があることが伝わるので、打ち解けやすいでしょう。
テレビやニュースの話題は、宗教や政治に絡む場合があるので避けた方が無難です。


今回は、アメリカで一般的なコミュニケーション文化であるスモールトークについてご紹介しました。
留学予定がある人は、マナーを知っておくと安心ですよ。