環境スペースと海外留学

環境スペースと海外留学

環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

海外留学の際、普段から使っている薬を持ち込むことはできるのでしょうか。
日本と海外では使用が許可されている医薬品の種類が違っていたり、日本で一般的に市販されている薬が海外では流通していなかったりする場合があります。
今回は環境スペースが、海外留学の前に知っておくべき薬のことについて解説しましょう。
 

■薬の持ち込みは可能!注意するべき点は?

海外に持ち込める薬は、種類によって決まっています。
 

・市販薬

ドラッグストアや薬局で販売されているような市販薬については、税関で持ち込み許可をもらう必要もありません。
ただし大量に持ち込む場合は、営業目的ではないかと疑われることもあるので注意しましょう。
機内への持ち込みでも預け手荷物でも、パッケージごと持ち運ぶのが環境スペースのおすすめです。
薬の種類や成分が不明だと、渡航先で持ち込めないケースもあります。
販売されていた時のまま、外箱や説明書とともに保管しましょう。
 

・処方せん医薬品

病院で薬を処方してもらっている方は、「薬剤証明書」を準備しておきましょう。
かかりつけ医などに海外留学へ行くことを伝えれば、発行してもらえます。
渡航先によっては英文の診断書が必要になる場合もあるため、まずはどんな書類が必要か、厚生労働省「海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて」等の情報から調べておいてください。
毎日必ず服用するようにと指示されている薬は、紛失に備えて多めに持ち込むのが環境スペースのおすすめです。
そのほか、海外留学に際して心配なことや不明なことはかかりつけ医に相談してみましょう。
 

■持ち込み許可が必要な薬は?

医療用麻薬や医療用向精神薬については、事前に持ち込みの許可を取得しなければなりません。
医療用麻薬は厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に申請が必要で、許可を得るまで時間がかかります。
早めに手続きをしないと、出国までに間に合わない可能性があるので注意しましょう。
医療用向精神薬は出入国の際に携帯できる薬の量が決まっており、上限を超える場合のみ「自己治療のために服用している」ことを証明する書類が必要です。
ただし、証明書があっても持ち込めない国もあります。
まずは渡航先の在日外国公館で最新の情報を確認してください。
 

■海外で売っている薬を使っても良い?

持病がある人は体調を崩しやすい人は、日本から普段使っている薬を持ち込むのがベストです。
海外で売られている薬は日本と用量が異なっていたり、日本では処方されていない成分が含まれていたりする可能性があります。
非常時以外は使用を避け、できるだけ自分の体質に合った薬を持ち込むのが環境スペースのおすすめです。



海外での急病に備え、あらかじめ風邪薬や胃腸薬、鎮痛剤などを用意しておくと良いでしょう。
健康状態に不安がある方は、早めに医療機関に相談して万全な状態で海外留学に臨むことをおすすめします。