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環境スペースと海外留学

環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

語学留学を考えている人のなかには、「海外で生活すれば、勝手に英語力が身に付く」と勘違いしている方も多いです。
残念ながら、何の努力もせず、ただ海外にいるだけでは語学力が身に付くことはありません。
今回は留学に継続的な語学勉強が大切な理由と、おすすめ学習ルーティンについて環境スペースがご紹介しましょう。


■海外留学中でも英語の勉強は必要?

24時間365日英語が聞こえてくる環境にいても、それだけで英語がペラペラになるわけではありません。
海外留学を決めた理由に、「英語しか使えない環境に身を置きたかったから」と答える学生も多いでしょう。
英語が話せないと生活できないから、おのずと語学力が身に付くと思ったのですね。
しかし、知っている英単語を並べただけ、ジェスチャーだけでも意外と会話できてしまうものです。
例えば商品を指さしながら「ハウマッチ?」と日本語発音で尋ね、相手から数字さえ聞き取れれば値段を知ることができます。
発音は苦手だけど、文字なら書けるという人も多いです。
それで生活することはできますが、英語力が身に付いているとは言えません。


■語学留学の目的は?日常会話レベルなら日本でもできる

語学留学を有意義なものにするなら、現地の人と議論できるくらいの語学力を身に付けることを目標にしましょう。
日常生活で使うレベルの英会話なら、海外留学しなくても習得できます。
また、語学学習以外を目的とした海外留学では、編入先の学校でじっくり英語を教えてもらう場面はほとんどありません。
大学の講義でディスカッションする場合、日本からの留学生と現地の学生ではなく、お互いをネイティブなスピーカーとして議論します。
英語が聞き取れる・話せることが前提の講義が基本であり、言葉が分からなければ授業になりません。
海外の学校で学ぶことを選択したのであれば、どんな種類の留学でも早い段階で現地の言語が話せるようになる必要があるのです。


■英語力アップ!おすすめ学習ルーティン

語学を身に付けるには、まず何よりも聞くこと・話すことが大切です。
日本の中学校・高校で教えているような、英単語をひたすら書いて覚える、文法を数学の公式のように覚えるやり方では、いつまでも話せるようになりません。
今回は、環境スペースが一日のおすすめ学習ルーティンをご紹介します。


・朝は会話の実践練習!

起床後、ホストファミリーと会話しながら朝食を取りましょう。
ホテルやアパート住まいの人は、近くのカフェに行ってお店のスタッフとの会話に挑戦してみては?
今日のおすすめメニューが聞き出せるか、自分の英語力を試してみてください。


・授業後の休憩時間も英語に集中!

英語を使った授業に疲れると、日本語が恋しくなる人も…
しかし、SNSや動画配信サービスで日本語の投稿を見たり、日本語字幕の映画を観たりするのは我慢しましょう。
英語圏にいる間は、一切日本語を聞いたり見たりしない、話すことも極力しないよう意識して。
みっちり英語漬けにすることで、「Oops」や「Whoa」など、とっさに出る言葉まで英語を使うようになるかもしれません。


・自主学習が基本!動画サービスの活用も◎

語学学習を目的とした留学でも、学校の授業だけで英語を習得するのは難しいでしょう。
また、英語を話さない人向けの教材では、リアルでない丁寧な言い回しや、極端にゆっくりと話す音源が使われているため、実践力が身に付きません。
ネイティブな表現、発音を覚えるには、YoutubeやNetflixなどの動画サービスも環境スペースのおすすめです。
配信者や出演者がネイティブな英語スピーカーである動画を選ぶと、現実に使われている生きた英語を知ることができます。


・夜寝る前に英語日記をつけよう

今日一日を振り返り、英文で日記をつけてみましょう。
長文を書こうとすると続かなくなるので、一日の出来事を簡単に説明する2~3行でOKです。
自分の気持ちや考えも記入することで、表現力もアップします。



そのほか、友人やホストファミリーにメール、メッセージを送ってみても良いでしょう。
英語に自信がないと不安になりがちですが、聞く・話す経験を積み重ねるほど英語力が身に付くのが早くなります。
怖がらずに、積極的に話しかけてみてくださいね。