スタンドパイプ式消火器を使って防災訓練 | 減災コミュニティ@あざみ野

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安全で安心して暮らせるまちづくりをテーマに日ごろ取り組んでいることや、あざみ野の楽しいシニアライフを書きとめます。

今年のみすずが丘自治会の防災訓練は、例年と同じ「家族やご近所の安否確認訓練」と「スタンドパイプ式消火器を使った初期消火訓練」の2本立てです。


みすずが丘自治会エリアの道路には消火栓マンホールが39ヶ所ありますが、自治会には消火栓を使って消火をするための「初期消火器具」がありませんでした。

今年度は、スタンドパイプ式消火器具を購入することを自治会総会で決めて、設置場所の調整や補助金申請などの手続きを進めてます。

これがスタンドパイプ式消火器具の搬送用セット

台車にスタンドパイプ、ホース3~4本、筒先、開栓金具を積みます。

道路の消火栓マンホールのバルブからスタンドパイプ(写真中央の白いパイプ)とホースを使って、水道管の水圧を利用して放水します。


今日の訓練は青葉消防署に指導で実施しました。

訓練会場のみすずが丘公園に集まった自治会員が説明を聞いてます

「この消火器具は地域の皆さんが自分たちの住まいを守るための器具です。使い方を覚えて自分たちで使えるように訓練してください!」


放水訓練の最初は消防署員による模範演技と気をつける点の説明

「放水する時は筒先を両手でしっかり持ってください、手前のホースを持つと外れて危険なので注意してください!」などなど・・・・


いよいよ自治会員の実地体験です

一人目がホース先端の筒先を持って放水係、二人目がホース途中の見通しの効く場所で中継連絡係、三人目が消火栓の場所でバルブを開ける係、の3人で協力して消火します。


放水係→中継係→かの放水開始の合図(片手をまっすぐあげる)を見て消火栓バルブをゆっくり開いてホースへの水圧を上げていきます。

放水係を女性の自治会員も体験します。

バルブ全開まで水圧を上げても40ミリの細いホースなので女性の力でも放水できました。


こうした訓練を毎年継続して実施することで、みすずが丘自治会ではスタンドパイプ式消火器が使える人を増やしています。