元興寺に参拝します。
世界遺産 古都奈良の文化財で、
奈良時代、奈良町は元興寺の境内だったそうです。
東門
軽内図
極楽堂本堂
奈良時代の往生人智光、礼光両法師の禅室として、
また、百日念仏講衆の往生極楽院として極楽堂、
智光法師感得の浄土曼荼羅が祀られたので曼荼羅堂とも呼ばれました。
南都における浄土教発祥の聖地として古来有名な堂宇です。
旧肘塚不動堂石造物
旧講堂礎石
平成10年(1998)に発見されました。
蓮
本堂と禅室
総合収蔵庫
浮図田
浮図田とは、仏陀を表す仏像・仏塔が稲田のように並ぶ場所を意味しています。
2500余基の石像、石仏類を
昭和63年(1988)、現状のかたちに整備されたそうです。
獅子国型仏足石
5㎝四方・15cm厚の庵治石を陰刻した佛足石で、
古代インド仏教圏で仏像無き時代の仏陀そのものを象徴する、
生きた釈迦の両足尊として信仰されました。
本来、信者は足跡を両手で仰ぎ、頭を付け礼拝したといいます。
手を触れるだけでも有難い功徳があると信じられてきています。
極楽堂本堂を横から
斜めから
浮図田
禅室
僧侶が起居し、学修した官大寺僧坊で、中世には春日影向堂とも呼ばれ、
近世に客殿、近代には学校舎にも使われてきました。
ふりかえって見上げて下さい
…の看板が有りました。
日本最古の瓦が見えるそうです。
日本最古の瓦
瓦の色が違いますね。
極楽堂の北流と西流、禅室の南流の東側の屋根瓦は、
丸瓦と平瓦が重なり合って葺かれています。
極楽堂西南隅、禅室南東隅には古代の軒平瓦が残っています。
飛鳥時代(法興寺創建)の古式瓦で、法隆寺玉虫厨子の屋根もこの丸瓦で、
他に、京都東寺の講堂屋根の一部、深草宝塔寺の多宝塔下層、
貝塚孝恩寺の釘なし堂、大分富貴寺大堂などにも残っています。
浮図田
こちら側にも、沢山の仏像・仏塔
いつか、この辺りの仏像・仏塔も浮図田に整備されるのかな。
弁天社
禅室
ぐるっと、反対側に周ります。
禅室と極楽堂本堂
木の下に…
鬼
かえる石
ガマガエルのような形の石
この蛙石は、以前にかかわった有縁無縁一切の霊を供養して、
極楽かえるへ成就しています。
福かえる、無事かえるの名石として、毎年7月7日に供養されています。
そろそろ、お昼を予約しているお店に向かいます。