中尊寺参拝後に向かったのは、

毛越寺

 

毛越寺の庭園がとても素敵とのことで、

参拝を兼ねて、庭園も見学に行きました。

 

HPのMAP

 

 

駐車場にとめ、MAP下の入り口から入ります。

 

 

 

山門

 

 

 

 

 

宝物館

 

 

毛越寺一山に伝わる平安期の仏像、書籍、工芸品、

発掘遺品、調査資料、延年の舞用具などを陳列しています。

 

 

 

夏草 英訳の句碑

 

 

 

 

 

文治5年(1189)4月30日泰衡に急襲された義経は、高館で妻子とともに自害

 

元禄2年(1689)5月13日、この地を訪れた芭蕉は、

奥州藤原氏の栄華と悲運の義経主従をしのび、

夏草や 兵どもが夢の跡と詠みました。

 

 

芭蕉直筆の句碑

 

 

 

 

 

 

 

 

枝垂れ桜

 

 

例年GWも見頃の桜ですが、

今年は桜の開花が早かったので、ほぼ葉桜になっていました。

 

 

それでも、少しだけ、桜が咲いていました。桜

 

 

 

 

 

本堂

 

 

平安様式の建物で平成元年に建立、本尊は薬師如来で平安時代の作で、

本尊の脇士は日光・月光両菩薩、周りには本尊守護の四天王が安置されています。

 

 

 

南大門跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

800年前に造られた、浄土式庭園の代表作の庭園を散策します。

 

 

浄土庭園とは仏堂と苑池とが一体として配された庭園で、

毛越寺では北に塔山と呼ばれる小山を背景として、

広々とした苑地美観が展開します。

 

日本最古の作庭書、作庭記の思想や技法を今に伝える貴重な庭園で、

大泉が池は浄水をたたえ、その周辺には、州浜、荒磯風の水分け、

浪返しにあたる立石、枯山水風の築山といった石組みや、

池に水を引き入れる遣水など、自然の景観が表されています。

 

 

 

 

 

大泉が池の周りをぐるっと一周します。走る人

 

 

大泉が池は東西約180m、南北約90mあり、作庭当初の姿を伝えています。

池のほぼ中央部に東西約70m、南北約30m、勾玉状の中島があります。

池の周辺や中島にはすべて玉石が敷かれています。

 

昔は南大門前から中島南まで17間の反橋、

金堂側から中島北まで10間の斜橋がかかっていたと古記録に記されています。

 

 

築山

 

 

 

 

 

池水面より約4mの高さがあり。水際から山頂近くまで大小各種の石を立て、

岩山の姿を造り出しています。

深い淵に臨む断崖の景観を思わせ、作庭記に記されている、

枯山水の様の実例と考えられています。

 

 

 

花菖蒲園(アヤメ)

 

 

 

 

 

時期的にまだ開花していませんでした。汗

 

昭和28年(1953年)に平泉町民の発案で開山堂前に植えたことがきっかけで、

翌年には東京・明治神宮から100種100株を譲り受けます。

その後、少しずつ種類も株も増やし続け、

今では、例年6月中旬から7月中旬まで、300種3万株の花菖蒲が咲きます。

 

 

池の周りを歩きます。走る人

 

 

 

 

 

開山堂

 

 

 

 

 

毛越寺を開いた慈覚大師円仁を祀っています。

両界大日如来像、藤原三代(清衡、基衡、秀衡)の画像を安置しています。

 

 

 

嘉祥寺跡

 

 

 

 

 

巨大な礎石が完存するこの建築跡は、古来嘉祥寺跡として言い伝えられています。

 

 

 

講堂跡

 

 

 

 

 

基衡が建立したと言われ、

吾妻鏡の文治5年9月17日条の平泉寺塔以下注文にも記されている建物です

 

 

 

金堂円隆寺跡

 

 

 

 

 

 

 

 

基衡が万宝を尽くして建立した勅願寺で、本尊は雲慶作の丈六の薬師如来。

毛越寺の中心伽藍で、東西に翼廊、東廊先端には鐘楼、

西廊先端には経文を納める経楼が附属、基壇は石造り壇上積です。

 

 

 

遣水

 

 

 

 

 

池の東北側にある遣水は、池に水を引き入れるためと造られたものです。

作庭記に記述されている四神相応・吉相の順流であり、

曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、水分けなどの石組が配されています。毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものです。

この遣水を舞台に毎年新緑の頃に曲水の宴が開催され、

周囲の樹木とあいまって平安の雅な情景が作り出されます。

 

 

 

鐘楼跡

 

 

 

 

 

金堂東廊の南端に連なる建物で、雨落溝が土壇をめぐり、

その水は池に注ぐように造られています。

 

 

 

大泉が池の周りを半分以上周って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

常行堂

 

 

 

 

 

 

 

 

享保17年(1732)に仙台藩主伊達吉村公の武運長久を願って再建、

宝形造りで須弥壇中央に本尊・宝冠の阿弥陀如来、両側に四菩薩、

奥殿には秘仏としてあがめられている摩多羅神が祀られています。

奥殿の扉は33年に一度御開帳、

祭礼の正月20日は、古式の修法と法楽としての延年の舞が奉納されます。

 

 

 

遣水

 

 

 

 

 

 

 

 

遣水は、池に水を引き入れるためと造られたものです。

作庭記に記述されている四神相応・吉相の順流であり、

曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、水分けなどの石組が配置。

毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものです。

この遣水を舞台に毎年新緑の頃に、曲水の宴が開催されます。

 

 

 

地蔵菩薩

 

 

 

 

 

 

 

 

鐘楼堂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常行堂・法華堂跡

 

 

 

 

 

 

 

 

東門跡

 

 

 

 

 

 

 

 

観自在王院跡

 

 

 

 

 

 

 

 

洲浜

 

 

 

 

 

 

 

 

池の周りをぐるっと周りました。走る人

 

 

とても綺麗な浄土式庭園で、心が癒されました。

ここを訪れる時は、時間を取り、ゆっくり散策されることをお勧めします。

 

 

駐車場に戻ります。

 

 

 

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