前回の続きです。
雲仙地獄に行きます。
MAP
温泉神社に行った後、その上の方にある八万清七地獄に到着
八万地獄と展望台の案内板の方向に進んだのですが、
噴気がおさまっていますね。
八万地獄は、人が持つ八万四千という多種多様な煩悩によってなされた、
悪行の果てに落ちる地獄です。
2021年8月、豪雨で、八万地獄に土砂が流れ込んだそうです。
被害に遭う前は、こんな感じ
(画像はニッポン旅マガジンさんよりお借りしました)
高台に八万地獄展望台があり、雲仙地獄を一望に出来るのですが、
土砂崩れ防止の袋が積み上げていて、綺麗な眺めでは有りませんでした。
57号線に出て、清七地獄に行きました。
噴気や温泉の集まっているところを地獄と呼んでいるそうです。
湯けむり橋を渡ろうとしていた時、噴気が上がりました。
振り向くと、こんな感じ
ここは、清七地獄
豊臣秀吉、徳川家康らの統一権力の時代に、
キリスト教を禁じる政策がとられ、キリシタン禁制と呼ばれました。
江戸幕府は、キリストの絵を人々に踏ませる踏み絵をさせて、
信者を見つけ出し、この雲仙で処刑しました。
キリシタンで長崎に住む清七という男が捕えられ、処刑されましたが、
そのころにこの地獄が噴出したといわれ、 この名がつけられました。
噴気を動画で…
硫黄の臭いがします。
湯けむり橋を渡ったところでも、噴気
セミの声の方が大きいですね。
先に進みます。
現在地
雲仙地獄の説明板
お糸地獄
島原城下で、たいへん裕福な生活をしていたのに密通をしたあげく、
夫を殺してしまったお糸という女がいました。
1870年に、お糸が処刑されたころにこの地獄が噴出したので、
家庭を乱すと地獄に落ちるぞという戒めを込めて、
この名前がつけられたと云われます。
寛永4年(1627年)からの7年間にこの地で殉教していった者は、
真知子岩
噴気は120度もの高温の水蒸気で、硫化水素ガスを含み、
ところが実際には強酸性の温泉で、とても飲めるような物ではありません。
閻魔大王も判断できない難題も、この浄瑠璃の鏡石に映せば一目瞭然、
その泥土が噴気口の周囲にたまって、
温泉熱などの影響で灰白色の粘土ができた所で見られる現象です。
雲仙地獄が、こんなにも見所が多いとは思ってもいませんでした。
お天気に恵まれたのもラッキーでした。
8月上旬のお昼間なので、とても暑かったんですけどね。
雲仙の案内板
炭酸煎餅のお店で、炭酸煎餅付きアイスを購入
炭酸煎餅と言えば、関西だと、兵庫の有馬温泉が有名なのですが、
雲仙も名物なのですね。
次の目的地に向かいます。