朝食後、お寺からの眺めが良いと言われている、福禅時に向かいました。
国史跡・福禅寺は、平安時代に創建された(947年~957年)真言宗の寺院で、
狭い路地の坂道を上がった所にあります。
お宿から徒歩2~3分の距離です。
拝観時間は、午前8時~午後5時
拝観料は、大人200円です。
ここに来た目的は、この看板に書いてある、
“日東第一形勝”の景色を観る事…です。
お庭のお花
福禅寺の境内にある客殿「對潮楼」に入ります。
ここは、朝鮮通信使をもてなす迎賓館だったそうです。
對潮楼入口付近に、海岸山扁額
見ざる聞かざる言わざる
對潮楼内には色々な展示物が有りました。
上野彦馬が撮影した幕末維新の志士達
説明書き
對潮楼を作る時に方位、方角を、正面の窓枠3面が、
一年の暦を表すように設計されたという説明書きがあります。
対潮楼からの眺め
境内は国指定史跡「朝鮮通信使遺跡鞆福禅寺境内」であり、
朝鮮通信使の高官は、
「日東第一形勝(朝鮮より東で一番美しい景勝地という意)」と賞賛したそうです。
朝に行った仙酔島と、弁天島が綺麗に見えます。
本当に素敵な眺めです。
ここ「對潮楼」や、鞆の浦のシンボル「常夜燈」は、
サザエさんのオープニングにもなっていたんですね。
お庭に出て…
境内の裏から写真を撮りました。
朝に乗った、平成いろは丸が近付いて来ました。
弁天島をアップで…
このお寺にも、よく、ネコちゃんが来るみたいなのですが、
残念ながら、一匹のネコちゃんにも会えませんでした。