昨日今日とブログへのアクセス数がいきなり増えたのにビックリした。
そうだね。昨日は判決だったものね。
これについては敢えて静観しようか……とも思っていたが、今日になって上の記事が出て「何!?」となった。
これは予想外だった。
控訴して何をどう争うというのだろう?
ていうか、そんな気持ちどこから来るの?
因みに担当弁護士は僕の友人の知り合いだ。苦労を慮るにやるせなくなる。
さて、僕は所謂凶悪犯罪者を長年にわたり研究してきた訳だが、その中でも宅間守・加藤智大・青葉真司は共に「無敵の人」であった。
しかし宅間はむしろ死刑になることを望み、控訴せず第一審で死刑が確定した。残り二人は控訴している。まぁ、今回もこうなったら最高裁まで行くだろう。
その二人に共通しているものは?やはり「オタク的気質」であると僕は考える。
自分は悪くない!むしろお前らが悪いんだ!そういう深層心理が、この期に及んでもどうしても付きまとうのだろう。
因みに「オタク受難の時代」のきっかけとなった宮崎勤も最高裁まで上告している。気質は一緒なのだろう。
別に宅間を持ち上げるつもりなどさらさらないが、やはりこの「オタク的気質」というものは確かにあって、それは特に、アニメにハマり、京アニにハマった青葉にとってはどうしても拭い切れないものなのだろう。
この逆恨みの深さ、粘着質、まさにオタクである。
本来ならばこの状況をもっともっと深堀りして創作に反映していくべきなのだが、申し訳ないが今ちょっと別件で頭が一杯であり、余裕がない。
精神的余裕がない。
思えば2011年、東日本大震災の時も、真っ先に「福島だ!」と福島を舞台にした作品の企画書をあちこちにプレゼンしたが、「今福島なんてとんでもない!」と無碍に断られた。
福島を描くことが実現したのは2019年の『薄暮』、震災から8年後のことである。
そう考えると、『魔法少女たち』はおそらく10年はかかるんじゃないかと思い始めている。
判決が確定するのを見届けてからの作業になるのかも知れない。
長い戦いになりそうだ。