「法務省が提案」首相発言が物議 定年延長、無関係強調に疑問の声

 

 

いきなり核心に突っ込むが、こんなにも卑小で醜く、みみっちい総理大臣を生んだのは誰か?

国民だ。

 

 

 

 

ここでも藤井聡教授が盛んに憤っていた通り、国民がこの男を総理に担ぎ上げてきたのだ。

 

そしてここからが僕の持論となるが、特にアベの専横を許し、支えた国民がネトウヨであり、その温床となったのがオタク社会であった。

 

 

安倍ちゃんの教養とどこにもない場所の「おたく文化」

 

『ジャンプ』やピコ太郎を「おたく文化」と呼ぶのか「サブカルチャー」と呼ぶのか、そういう些細な定義に関心もないが、安倍マリオコスプレも含め、それらをひとくくりにした、ひどく上滑りする何ものかが体現するものが、この国の現在の文化であり教養である、という事態が安倍政権に入って以降、加速する一方であることは皆薄々感じているだろう。麻生の教養が「まんが」であることは誰も話題にしなくなったし、石破茂、前原誠司という次世代の国防族議員の「教養」がプラモ作りや乗り鉄なのが、この国の安全保障の最大の問題だとも、誰も感じない。選挙選の終盤に与党党首が語りかける有権者はアキバに集う人々であり、新宿西口のサラリーマンではない。

 

 

大塚英志氏の文章なので相変わらず刺々しいが、やはり麻生などベテラン政治家レベルまで「オタク化」が進行していることを嘆いている。

そして自民党政権と「アキバ」との癒着を指摘している。

 

 

安倍政権はオタクが生み、育て、腐らせ、ここまでのさばらせたのだ。

だから僕は、何よりオタク文化の「浄化」がこの国の喫緊の最重要課題だとさえ考えている。

「緊急事態」はアニメ業界から国家まで、密接に連関しているのだ。

 

「令和」が始まった直後なのに、すぐに京アニ事件(まずやられたのはアニメ)、甚大な台風被害(異常天災)、そしてコロナ(経済的打撃)だ。

天災・人災混じってはいるが、これほど急速に日本が困窮し、経済的にも精神的にも追い詰められたのはどうしてか?

政府はこの間、何をやっていたのかというのか?

 

元号はかつて災厄や凶事などで、文字通り「時代」を変える必要があると見做された時、同じ天皇でも複数回改元されたと言う。

「令和」は言わば、現時点では最悪な形の「時代」の切り替えとなってしまった。

 

 

もはやオタクが国をも壊しかねない。これは声を大にして言っておく。

「昭和」という時代も大戦という「大失政」により国土の大半が焦土と化し、その中から復興した。同じ「和」が入っている(入ってしまった)「令和」もそんな「時代」を宿命づけられたのかも知れない。

 

僕はやれることをやる。そして、やれることが実は思った以上に今のこの国の「核心」であると考える。

少しでも見逃せば、またこの国は焦土と化す。

時間はもうないのだ。