サブカルなんてもはや完全に崩壊していて、その崩壊を引き起こしたのがこいつのようなSNSからのムチャクチャな攻撃だった、というのは歴史的事実なのだが、こいつは何を考えて物申しているのだろうか……。

 

 

「サブカルは終わった」というのは、結構前から言われるようになった。

サブカルが終わり、オタクが残ったのだ。

 

何が違うか?

簡単に言えば、サブカルは寛容さであり、オタクは排他性である。

サブカルファンはアングラ、サイテー映画、エログロナンセンス、なんでも受け入れ、楽しんだ。

ツッコミこそ入れるが、基本すべての文化を尊重したのだ。

そしてそれはオタクとかなり近しいものだった。

 

しかしオタク「が」変節した。

彼らはやたら承認欲求と支配欲、同調圧力にこだわり、ありとあらゆる「俺ルール」で文化を攻撃し、抑圧し始めた。

 

結果「なんでもアリ」だったサブカルは既に侵略され滅亡し、今やオタク文化も風前の灯となっている。

 

 

こんなのサブカルを知っている人間なら誰でも知っている歴史なのに、どうして目を背けるのだろう?

少なくともこのツイートの主は何度死んでも解らないだろう。

 

自分たちの変節でサブカルは滅んだ、ということに。

 

「映画秘宝」の休刊も、まさにその象徴だろう。