岡田斗司夫ゼミ#317 1月11日「サイコパスのエヴァ事件分析」

 

 

このニコ生で、珍しく岡田さんがオタクに向けて吠えた。

僕の記憶の限りでは本当になかったことだ。

 

有料部分なので細かい引用は控えるが、「オタクはアニメを観て成長するんであって、成長したくない子供のままでいたいとは何事だ!(意訳。実際はもっと柔らかいです)」と、笑顔ではあったがそれゆえにドスの利いた声で一喝した。

 

岡田さんがオタクを叱責する、しかも有料で観ている会員をだ。

これはやはり時代の変化だと考える。

 

オタクの中のオタク、オタキングに「あ、俺オタク批判してるかも」と言わしめること。

これはもうオタク社会の完全なる崩壊だと考えるしかない。

 

もちろん岡田さんはオタク社会が崩壊したことを14年も前から知っている。

しかし、過去何宗派にも分裂して対立や抗争までするようになった「オタク教」の中で、言わば「オタキング派」だけは護ろう、そう誓ったのだと思う。

それをニコ生のコミュニティでコツコツと育てていた。

 

しかし、それすら破綻を見せるようになった。

一見笑顔ではあったが、岡田さんのショックが伝わってきた気がする。

どんどんオタクは小さく、醜く、愚かになっていく一方なのだ。

 

 

(本来の意味の)オタクは本当に死に絶え、後は動物化された暴徒だけが残るのか?

僕らの行動が問われる瞬間に来ている。