最近、体調がいい。

食欲が出てきた。

一時期60㎏まで減った体重も、67㎏にまでなった。

腹筋ではもう腹は収まらないかも知れない。

 

なるたけアニメのことは考えないようにしているからだと思うが、もっと重要なのは、他人に作業を任せてないからだ。

作画作業の時は本当に恐怖で身が細るし、上がりを待つ時間はもう死刑判決を待つ被告のようだ。

 

自分が絵を直すことができないことは本当に苦しい。

自分ができない仕事を他人に任せること、これがもう苛立ちやら腹立たしさやら絶望感やら、とにかく気持ちのいい瞬間など一瞬もない。

 

本当に監督に向いてないと思う。

 

今も思うが、自分の作業はせいぜい脚本までに留めたい。

それ以降をやると命がいくつあっても足りない。

 

元々集団作業は向いてないと思ってはいたが、アニメはその中でも取り分け負担だと改めて思う。

そりゃ4回も辞めると宣言しているはずだよ。

 

それでも監督をやらなきゃいかんのかねぇ。

無責任に「監督続けてください!」とかのたまうファンは、これからその発言の代わりに腕のいいアニメーターをひとりでいいから連れてきてください。

でなければもう絶対言わないでほしい。迷惑だ。