スノビズム(LINEブログより再掲) | 山本寛オフィシャルブログ Powered by Ameba

    ( 2018/5/7 14:07 エントリー)

     

     

    『グレイテスト・ショーマン』を観てはっきり気付かされた。
    この業界は今スノビズムに冒されている。

    特に女性が酷い。
    元来女性は身勝手で、自分の見栄と虚栄心と承認欲求しかないとは思っていたが、本当に昨今酷い。

    ポタクの異常な「キレイなもの好き」の原因も、ここにあると言える。
    どうしてポタクはこんなに潔癖症なのだろう?「ムカつく」やら「胸糞悪い」やら、自分は劣情で汚い言葉を吐きかけながら、相手には名前の呼び方ひとつに声を荒げ、ひたすら多数派を組織し多様性を認めず、上から目線で人を見下し、自分の正義を遮二無二押し付けようとするのだろう?

    「スノビズム」なのだ。

    ドラマとしてしっかり機能させているパンチラや非処女にも脊髄反射で「まぁお下品!」と眉をひそめるのも無理はない。
    「私は上流の嗜みとしておアニメを観ているザンス!」と気取りたいだけなのだ。

    そりゃどう見ても不格好だろう。
    勘違いも甚だしい。


    今アニメを脅かしているのは「スノビズム」なのだ。
    ずっと最低辺だったオタクや業界人達が、無理して背伸びして上流を目指そうと、いや、上流のフリをするのに必死な、無様な事態だ。

    みっともないとしか思えない。

    それを周りが、主に市場的な評価で「アキバ系」から「クールジャパン」へ昇格させたものだから、勘違いもここまで極まった。
    社会全体がアニメを持ち上げ過ぎたのだ。

    そして醜いオタク達が、「俺も上流になれる!リア充になれる!」と息巻いた。
    もちろん現実はそう甘くないから、今度はどうしたか?
    徒党を組んで自分達の価値観を「上流」と決めつけ、誰彼構わず「見下す」ことに精を出し始めたのだ。

    これが歪な「スノビズム」、ポタクの正体だ。


    これはもちろんアニメ界隈だけじゃない、日本全体に蔓延していることは言うまでもない。
    ひたすら自分を「キレイ」と言いたいだけの「スノビズム」に気を付けろ!
    その虚飾を剥ぎ取れば醜悪な正体が見えるはずだ!