平成の皇室の象徴「ひざまずき」のスタイルはいかにして生まれたのか？
これを読むにつけても、平成は天皇家・国体と「日本会議」との戦いだった。
それは退位問題にまでしつこく影響したのだ。
しかし、天皇陛下以下皇族の方々はまったく屈することがなかった。
「国粋主義ごっこ」に明け暮れるバカに屈しては、国体がとんでもないことになっただろう。
僕は天皇家は、それを絶えず利用し「美しいニッポン」とか抜かして旧世紀的な全体主義ごっこ遊びに騒ぐ幼稚な右翼（ネトウヨ）の抑止力にならなければならないと思う。
次の天皇陛下も絶対拒まれると思うが、僕は二度目の「大政奉還」を果たし、天皇を中心とする立憲君主制を確立した方が、よほど現実的だと確信する。
その方が絶対右傾化を防げるのだ。
ともあれ、今は令和を待つしかない。
期待と不安が入り混じるが、天皇家以上に信じられるものがないから、全国民がこれに賭けるしかない。