某中学校で、10年ぐらい前に市内のグループが、これもまた市内の「ご当地デザイナー」と一緒に制作して、お役目が終わってからは、うちの店に展示してあったディスプレイに再会しました。
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金子みすゞの詩を使ってデザインしたこちらのディスプレイ。
店の立ち退きの際に中学校の文化部さんに託したものです。
飾ってあった場所はゲスト用の玄関。
金子みすゞや作った人の気持ちがこもっていますから、大切にしていただいていてありがたいです。

さて、こちらの中学校に行った用件というのは、PTAの会長会議。市内各校のPTA会長が集まりました。
メインの内容は翌週行われる長門市PTA連合会総会についての準備。まずはその打合せから。
そして、その打合せの後に提出された資料と提案は「中学校の部活動の実態」についてというもの。

総会については毎年同様の段取りですから会議もスムーズに終わり、かかった時間は「その後」の方が長かったように思います。(計ってはいない)
「その後」の方は、資料によると、市内の児童数が減りそれに伴って教職員の数も減ったため多様な部活動への対応が難しくなった。という内容っぽい。

各中学校の部活動の所属部員数や実動するクラブについて数字を一覧にしてありました。
つまりはこの調査表を完成させるために各校のPTAの協力が必要だ、という呼びかけ。

市内の中学生が、部活動に参加する時に現在どれだけの選択肢の中から選べているのか、活動の中身はどうか、という事には興味を持っていたので貴重な調査表でしたが、目の当たりにしてがっかりしたことも…。

まずこういう時の話は基本的に「運動部」中心の話になります。でも、子どもは運動部にばかり入りたいわけではなく、自分がそうだったように、ある程度の割合の子どもは文化系クラブに入りたいわけです(はずです)。

そこで文化部です。
残念ながら現在、市内の中学校の文化部はなんと、どこの中学校も吹奏楽部と美術部。次に書く2校だけはかろうじて別の部活動が動いていますが…そんな状況です。
しかもその中の1校は今年から吹奏楽部の募集が停止。廃部に向かっています。吹奏楽もなくなる方向?これはショックでした。

さて、市内の中学校の中でも比較的大きい方の2校に、一方には「カルチャー部」、もう一方には「マルチメディア部」という文化部があります。

が、ここにもいよいよか、と言った感じで、「カルチャー部」については部員数も十分にあり、存続していく方向なのですが(ただここも現在の顧問の努力に依存する所が大きい…)、一方の「マルチメディア部」は今年度の募集を停止。廃部に向けて舵を切っています。

どちらも「なんでも研究部」のような立ち位置の文化系クラブで、文化系の生徒の拠り所となっているだけになんとか存続、そして他校にも規模や活動内容はともかく同様の部活動ができないものか検討して欲しいと思いますし、できることなら行動に移そうと考えています。

情報通信の技術も発達し、情報はいくらでも取れるような時代に、時間と距離を埋めるアイデアが出ないはずはない。

さて今回提案のあった調査の延長線上には、部活動の統廃合があり、教職員の負担軽減が第一にあるように思えます。

もちろんそれも重要な事ですが、それであれば教育委員会や学校が主体で動いて、保護者に理解を求めて行かなければなりません。
それをPTA主導という方法にするのは若干無理があるように思います。

子ども達の選択肢を守り、増やして、更に個性や得意分野を伸ばせる環境を作って(子どもが自ら育つ期間なのでPTAは出過ぎないように)、教職員の勤務負担軽減もやりましょうよ。

贅沢な望みのような気がしますが、みんなが望んでお互いに協力すればできるし。