全国で仮想現実(VR)を使った解説サービスを導入する史跡が相次いでおり、現在は存在しない建物や入れない場所を手軽に疑似体験でき、理解を深めるのに役立っています。

 

 

 

世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の一部「官営八幡製鉄所」がある北九州市は、3月に創業当時を再現したCGや、ドローンで空中撮影した施設の360度映像などVR技術を使ったバーチャルツアーを企画しました。

 

 

凸版印刷は、こうしたVR需要の広がりに着目し、2016年から歴史的建造物を持つ自治体など向けにコンテンツ制作やシステム運用サービスを始め、現在までに江戸城や福岡城など国内外の16カ所に提供している。

 

 

 

岩手県岩泉町は、自然災害で閉鎖された日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」のVR動画を制作、再開後は内部を360度見渡すことができる動画を制作、公開するなど、VRの活用は新しい鑑賞体験を提供する目的以外にも進みそうです。

 

(nikkeiより)

 

 

 

 

 

 

VRを活用して魅力的な映像や体験を提供できるバーチャルツアーは、特に地域の産業観光に活用することで新たな顧客開拓のチャンスを広げつつあります。

 

(観光ビジネス研究会 代表コンサルタント 加藤弘治)