2025年の万博の大阪への誘致に向けて、行政と経済界が一体となった全国的な誘致委員会を立ち上げるため、松井大阪府知事、吉村大阪市長、森関経連会長など、行政や経済団体の代表などが参加する準備会が設立されました。
松井知事は、万博の誘致は、大阪が東京に並ぶ東西２極の１極になるための大きなきっかけになり、オール大阪、オールジャパンで誘致に取り組み、世界から注目される都市を目指したいと述べています。
森関経連会長は、万博会場の予定地の大阪・夢洲は、カジノを含む複合型観光施設（IR）の候補地でもあり、万博が誘致できれば2025年を境に大阪のベイエリアが変わり、大阪、関西が浮上する大きなチャンスとなると述べています。
準備会では、行政と経済界が一丸となって誘致活動に取り組む必要があるとして、今年度中に経団連なども参加した全国的な誘致組織として「2025日本万国博覧会誘致委員会」を立ち上げたいとしています。（NHK newsより）
大阪は東京一極を東西2極にするための切り札として、2025年の万国博覧会誘致とカジノを含む複合型観光施設の開発を挙げて、全力で取り組むとしています。
（合同会社観光ビジネス研究会 コンサルタント 加藤弘治）