日本政府観光局(JNTO)によると、2016年8月の日本人出国者数は前年比10.4%増の182万5000人となりました。

 

 

3ヶ月連続で前年を上回るとともに、今年に入ってからは初めての2桁増を記録、1月からの累計は5.5%増の1117万2600人と増加しました。

 

 

 

 

 

田村観光庁長官は、出国者数の推移を、昨年や一昨年と比べると回復しており、非常に良い傾向と評価しています。

 

 

そして、「我々は訪日外国人を増加させたいが、その取り組みにおいてはバランスの取れた双方向交流が重要」と説明し、増加傾向の継続に期待を示しています。

 

 

 

 

なお、8月の訪日外国人旅行者数は12.8%増の204万9200人、1月からの累計は24.7%増の1605万9500人となっています。(Travel visionより)

 

 

 

 

 

 

 

 

8月のアウトバウンドは182万5000人(前年比10.4%増)、インバウンドは204万9200人(前年比12.8%増)といずれも順調に推移しています。

 

(合同会社観光ビジネス研究会 コンサルタント 加藤弘治)