『夏の香り』(なつのかおり)は、2003年に韓国のKBS第2テレビで放送されたテレビドラマ。全20回(日本で放送されたドラマは全18回)。
『冬のソナタ』、『秋の童話』で韓国のヒットメーカーとなったユン・ソクホ監督が描く四季シリーズの第3作目。
日本では2004年6月・8月にWOWOWで、11月からはLaLa TVでも放送。また地上波では、2005年9月にTBSやHBCで放送。
2006年1月にCBCで放送。2007年2月6日からTBSでは『奥さま劇場』の枠で再放送されている。
心臓移植を受けた女性シム・ヘウォン(ソン・イェジン)と、最愛の女性を亡くした男性ユ・ミヌ(ソン・スンホン)は、夏の山中で運命的な出会いをする。
ミヌに惹かれるヘウォンと、ヘウォンに亡き恋人の面影を見出すミヌ。 だが、ヘウォンには婚約者のパク・チョンジェがおり、一方のミヌにも、彼を慕い留学先から帰国したパク・チョンア(チョンジェの妹)が何かと付きまとっていた。
ヘウォンとミヌの密かな恋に、チョンジェ・チョンア兄妹それぞれの複雑な感情が絡み、またミヌの死んだ恋人のエピソードも随所に出てくるなど、物語は韓国ドラマの王道的な展開を見せる。
ハリウッド映画『この胸のときめき』や北条司の『エンジェル・ハート』と同じく、科学的に未解明な現象である記憶転移がストーリーの背景になっている。
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