昨日テレビを見てたら

 こんな怖いニュースが流れてきた。

 

 <「晩御飯まだか」と旦那が言ったら

   奥さんが「死ね」と言って、

   寝転んでいた旦那の腹を刺して

   旦那は亡くなった>

 

 亡くなった旦那76歳、刺した奥さんは64歳。

 数日前からケンカ状態だったというが

 まさか旦那も「晩御飯まだか」と言って

 刺されるとは思ってなかったはずだ。

 

 そういえばその前日には、

 ガールズバーに勤める20代の女性を

 50代の男性が刺し殺したなんて

 そんなニュースもあった。

 

 旦那を憎んで憎んで我慢して暮らし続けて

 とうとう爆発して刺す。

 

 彼女が大好きで、

 でも自分の思い通りにならなくて

 愛が成就しないから刺す。

 

 憎みすぎても相手しか見えなくなる。

 愛しすぎても相手しか見えなくなる。

 

 それが憎しみでも愛でも

 結果、その人しか見えなくなると人間は

 本当に恐ろしいことになるんだって

 つくづく思ったわけで。

 

 そういえば昭和の初めにも

 こんな事件があった、

 映画にもなった「阿部定事件」だ。

 彼を愛しすぎた阿部定という女性が

 彼を一生自分だけの男にするために

 性交中に絞殺し、アソコを切断したという

 壮絶な事件だった。

 

 皆さんのブログを読んでいても

 彼が大好きで、でも彼から連絡が途絶えて

 「狂いそうだ」なんて告白してる奥様もいて

 ドキッとしたりする。

 

 でもせめてもの救いは、

 その爆発しそうな気持ちを文章にして

 このブログに書くことで、ほんの少しでも

 気持ちを鎮めることができていると

 感じられるから。

 

 ニュースの、旦那を刺してしまった奥さんが

 もし、このブログの存在を知っていたら

 書いたり読んだりすることで

 気持ちを散らすことができたり

 もしかしたら外に彼を作ったりして

 旦那への憎しみも

 多少は薄れていたかもしれない

 なんて思うと残念だなあ〜。