車が故障した時などにお世話になる

 JAFの会員誌「JAF Mate」の巻頭に

 「幸せって何だろう」という

 エッセイのページがある。

 そこで毎回、作家さんや学者さんが、

 自分にとっての<幸せ>を書いている。

 

 昨夜そのエッセイを読んでいて

 何となく父親を思い出した。

 

 開業医だった父は、気難しく我儘で、

 いつも怒っていた。

 そして気に入らないことがあると

 家族とは1週間も口をきかない

 そんなことはしょっちゅうだった。

 そんな父だから母と笑顔で話す所など

 一度も見たことがなく、

 母の口癖は「子供がいなければ

 とっくに別れてる・・・」だった。

 

 そんな母が60代後半で亡くなり、

 年下だった父も60代で独身になった。

 数年後、そんな父に彼女ができた。

 その女性は父の大学の同級生だった方の

 未亡人だった。

 

 その女性は明るく活発で、

 父の服や靴などを買い揃え

 グレーと黒と紺の服しか持っていなかった

 父のファッションをガラッと変えた。

 そして性格までも別人にした。

 

 父が亡くなった時、遺影の写真を探したら

 父の引き出しから、見たこともない

 満面の笑みを浮かべる写真が何枚も出てきた。

 それは全て彼女と出かけた、

 旅行先での写真だった。

 その写真を見ながら兄と話した

 「親父もこんな風に笑うんだな」って。

 

 幸せって、笑顔でわかる

 幸せな時は素敵に笑える・・・、

 その時しみじみ思ったのだ。

 

 貴女は今、素敵に笑えてますか?