ラジオのCMで、こんなのがあった。
 正確ではないけど・・・
 
 「彼氏に
  『ボクがご飯でキミが佃煮、
   だから、ピッタリ合う』
  そう言われて、ちょっと嬉しかったけど、
  でもよ~く考えると
  佃煮は勿論ご飯に合うけど、
  ご飯はどんなオカズにも合うじゃない」

 どんなオカズにも合うというか、
 合わせるというか
 そんなご飯みたいな男を、ボクは知ってる。
 
 彼は、女性ならば誰にでも優しいし、
 そして見境なく付き合う。
 ある日
 「そんなにいろんな女性と付き合って
  疲れないの?」と聞いたら
 「疲れない。楽しいよ。
  俺は好奇心が人一倍強いんだと思う」
 と、答えた。

 そんな会話をしながら思った
 彼は女性と付き合いながら
 本当の自分を探してるんじゃないかって。

 誰にでも合うということは
 誰とも合わないのと同じ。
 だから彼はさまよい続けてる。
 
 そういえば、
 別れを繰り返してるのに、
 別れた女性と騒動があったという話は
 聞いたことが無い。

 ひょっとして彼というご飯の味は
 古古米みたいなパサパサした
 未練の残らない薄味なのかもね。