深夜のバーで、酔ったアラフィフの
 常連お姉様たち3人が盛り上がってた。
 
 中で一番若い一人が、友人の紹介で
 お見合いをしたらしく、その話題でワイワイ。

 「全く話さない男で、質問してもほとんど
  返事が返ってこない。だから仕方なく
  私が色々話すんだけど、途中でさ、
  場を盛り上げるため気を使う自分が
  なんかバカバカしくなって・・・」
 「顔はどうなの?」
 「普通かな、でも髪は薄かったなあ」
 「ハゲは勢力強いっていうから」
 「え~、それってホントなの」

 その声を聞いた途端、なんとなく危険を
 察知したボクは、
 こっそり帽子をかぶろうとしたが遅かった
 「3人のお姉様がボクの方を見て
  Hさんどうなの・・・」と質問。
 そこで皆さんの期待にお応えして
 「まあ、若い頃は
  深夜の野獣と呼ばれてましたね」
 なんて答えると
 「そうなんだ~」と歓喜の声が。

 そして次に危ない質問が飛んできた
 「ねえ、Hさんはこの3人なら
  誰を選ぶ?」
 
 ゲゲゲ、正直に「3人ともダメ」
 なんて言ったら
 無事に帰れなくなりそうだし、
 かと言って「Aさんかな」なんて誰か
 一人の名前を言ったら、
 この場をシラケさせるし。

 苦し紛れに
 「今は広瀬アリス一筋なんで」と答えたら
 3人が声を揃えて
 「つまんない~~」と嘆きの声。

 いや~ホント、生きるって大変だ。