角田光代さんの小説の中で見つけた
 微妙にズレる夫婦の気持ちとその原因。
 皆さんはどう思う?。

 小説の中で、夫はこう語る
 「絵里子(妻)と会話がかみ合わなく
  なったのはこの5年ほどのことだ。
  コミュニケーションというものは、
  体と精神が密接にからみあった
  何ごとかであると思う。
  五年前、絵里子はぼくと体の関係を
  持つことを拒否した。
  この拒絶もいつかはとけるのだろうと
  思っていたが、そのまま五年だ。
  体を重ねることがなくなってから
  会話も重ならなくなった。・・・」

 何が言いたいかといえば、
 体の関係が無い夫婦は、
 会話もかみ合わないということ。

 会話というのは、相手の話をよく聞き、
 それに対して、自分の意見を言う。
 その繰り返しで成り立つ。

 でも夫婦の会話はちょっと違う。
 毎日一緒にいるから
 話も新鮮じゃないし同じ話も多い。
 また、相手の気持ちなんて考えず
 相手の話なんか上の空で、
 自分の想いばかりを話すことも多い。
 だから夫婦の会話を成立させるには
 普通の会話より以上に
 思いやりがないといけない。
 
 そんな夫婦の思いやりは
 何から生まれるのか。
 それこそが体を重ねることなのだ。
 体を重ねると
 その気持ちの微妙なズレが
 不思議に修復され、会話も成立し、
 心の交流も生れる。

 <ブランク・ナガイ>
 だったボクが、よく言うよね!。
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