不倫真っ最中だと思える奥様が、ブログに
「私は彼が大好き。彼だって私と同じくらい
私を好きだと思ってくれているに違いない」
なんて書いてた。
きっと「愛してる」とか「大好きだ」とか
お互い何度も言い合ってるはずなのだが、
思わずそう書かずにはいられないような不安が
心の片隅に常にあるのだろう。
だってそれはしょうがない。
愛にも恋にも形はないし、
気体なのか個体なのかもわからないんだから。
だから、その確証を求めて、男と女は
いろんなことをする。
カマをかけたり、嫌いなふりしたり、
帰りたくないのに、帰るふりをしてみたり、
またある時は、思いの詰まった言葉を贈り、
ある時は相手が好きだという品物を贈り、
そして体を重ねてひとときの安心を得る。
不安の元をたどると、やっぱり
お互いに違う暮らしがあって、一人の時は
相手が何をして、何を考えているかわからないから。
でも、それを不安に感じるのは当たり前だし、
それこそが相手を好きになった証拠だとも言える。
そしてその不安を払拭するため、
同棲とか結婚を考えたりするのだが・・・。
でもでもでも、一緒に長年暮らすと、
今度は恋人だった時の不安は消えるけど、
その代わりにどんどん色んな不満が溜まってくる
そんなこと、同棲や結婚の経験者はよく知ってる。
というわけで、
愛や恋を本当に楽しみたいなら、
別々に暮らし、愛や恋の確証を得るために
相手を想い、相手に様々なアプローチをし
その時の相手の対応一つで
喜んだり、不安で胸が張り裂けそうになる。
それが、結婚を経験した大人だけが知る、
楽しむ愛の真髄なんじゃないのか。

(千葉県の外房線、有名な鴨川の隣の寂しい駅。駅員さんはもちろんいないし、客もいない)