ずいぶん前に離婚した
 オッサン独身仲間の友人Wから、電話があって
 
 「俺、今、モテ期かも。
  先月にね、1年前に振られたMちゃんからさ、
  また会って欲しいって連絡があって、さらに先週、
  以前から好きだったあの料理屋のママさんがさ、
  今度食事でも行かない?なんて誘ってきて。
  今、付き合ってる彼女がいるのにね~
  困っちゃうよね~」なんて、嬉しそうに言った。
  
  そして散々ノロけて、最後に
 「お前はどう、頑張ってる?」なんて聞いた。

  思い出してみると、ボクにもモテ期はあった。
  一番はやっぱり20代前半
  某医科大学の学生だった頃だ。
  高校時代から付き合ってた女子に電話した時
  お母さんが出て、(当時は家電しかなかった)
  「○ちゃん、Hさんから電話よ。早くしなさい、
   お待たせしちゃ失礼よ」なんて叫んでくれて。
  予備校生の頃は、電話しても
  「娘は今忙しいからからまた・・・」なんて
  冷たく言ってた人が、ガラッと変わった。

 またその頃は、文化祭や飲み会でも、
 いろんな女性が次々に声をかけてくれた。

 でも、それはみんなボクに声をかけたという
 訳ではなく、将来のお医者さんという看板に
 声をかけてくれたわけで。
 
 そう考えると、本物のモテ期ではなかったか。

 さて、そんなにモテるはずのないWが
 何故今モテ期なのか考えた。

 そこで思い出した。そういえば
 最近のWの口癖は
 「退職金が6000千万超えそうだ~」だった。

 Wのモテ期もどうやら本物じゃなさそうだ。
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