先週の読売新聞『人生案内』に、50代の奥さんからこんな相談があった。
  
   「夫は高額所得者で、結婚して25年以上
   お金に困らない生活をさせてもらい、文句はないが、
   残りの人生、夫と愛のある暮らしをしたいと切に思うようになった。
   その理由は、私が1年前ガンになった時、
   入院中夫は義母と海外旅行に出かけた。
   二人は毎年2回海外旅行をしている。その時旅行の延期を頼んだが、
   以前から決まってたことだから変えられない、と言われた。
   仕方がないので、入退院も一人でした。
   これからも、妻より母が大切な夫に気を使って生きるしかないのか。
   お金に困らないのに、愛がある暮らしがしたいと思うのは
   贅沢な悩みか?」 そんな話だった。

   そういえばボクも生前、母親の愚痴を年に2回ほど、合計3時間ほど聞いた。
   中心の話題は嫁姑問題、親父への不満。
   その時ボクはずっと思ってた、一刻も早く我が家へ帰り、
   奥さんと子供と遊びたいなって。
   そんな僕だから、母親と二人きりで、年に2回も海外旅行へ行くなんて
   全く信じられないし、それもガンで入院する奥さんを置いてでしょ。
   
    そこでボクの回答は
   
   「そんなマザコン亭主は単なるATMだと割り切って、
    残りの人生、新しい愛を探したらよろしいと思います。
    そして優しい愛人が見つかったら、
    年に2回の海外旅行を楽しみましょう」

   こんな答えじゃ、読売新聞では即刻ボツだろうなあ。