新聞に紹介されていた花房観音(はなぶさ・かんのん)という
 女性作家の小説を読み始めた。
 第一回団鬼六賞を受賞した「花祀り」という作品。
 知らない方も多いとは思うが、団鬼六先生といえば官能小説の第一人者と言われていて、
 その小説の多くが映画化されたが、ほとんどが18歳未満お断りの作品だった。

 『花祀り』でちょっと驚くのがその書き出し。
 「和菓子は、男を悦ばす女の身体に似ている」だ。

 さて、和菓子のどこが女の身体に似ているのか、
 肌触りか?、味わいか?、はたまた食感か?、
 そしてその何が男を悦ばすのか?、疑問が次々に湧き上がる。
 経験の少ないボクは悩み、そこから先へ進めない。

 読み始めて一行目でこんなにも考え込んでいるようでは、
 理性の存在なんて忘れてしまう
 めくるめくような官能の世界への到達は遥か遠い。
 年内は無理かなあ・・・。