古い本を読んでいたら
 「結婚に必要なものは、コミュニケーションと一人になれる場所」
 そんな言葉が出て来て、思い出した。

 30数年前のこと。奥さんと同棲を始めた時、ボクはまだ学生で
 奥さんは働き始めたばかりだった。そういうわけでお金もなく、
 借りたアパートは4畳半一間で、もちろん風呂なし。
 だからコミュケーションは十分に取れるのだが、
 一人になれるスペースはなかった。

 奥さんは結構お金持ちのお嬢さんだったので、
 お風呂も無いような一間だけのアパート暮らしは初めて。
 そのうえ、ボクは学生で稼ぎが無い。自分だけ働いている。
 そんな環境に納得出来ないことが多々あり、ストレスが溜まったのだろう、
 お酒が入ると、そのストレスが爆発した。

 しかしボクはケンカが大の苦手。
 そこで仕方が無く、奥さんの噴火が収まるまでトイレに籠った。
 そんなわけで、トイレに長時間滞在することが多くなり
 トイレに本棚を置くようになった。
 
 その習慣はその後も健在で、今もトイレには本棚があり、書籍や雑誌が置いてある。
 
 だから、今日のネタもトイレ発。臭いますか?