数日前の読売新聞のコラムの中に、こんな話があった。

 詩人の田村隆一さんの言葉で
 「息子が結婚を考えているなら、相手の女性の母親に会う。将来の姿の想像がつくから」
 「娘の結婚相手なら、親友二人に会う。類は類を呼ぶのが男同士の友人関係だから、
  親友二人にも会えば彼の実情が手にとるようにわかる」
 「二人の親友も居ないような男は、論外」

 この話を読みながら思い出した。
 もう20年以上の付き合いになる後輩のN君は、強烈なマザコンである。
 今でも心配事があると80過ぎの母親に「ママどうしたらいい?」
 なんて電話するのだ。
 それが彼の離婚話の原因にもなったわけだが、
 彼は結局、奥さんではなくお母さんを選んだ。

 最近はこんなマザコン男子が急増しているらしい。
 というわけで、娘が「結婚したい」と言ったら、彼の二人の親友に会う前に、
 まず、彼と彼のママ二人に会うべきだ。
 そして、彼と彼のママを前に「お母さんって素敵だね」と言ってみる。
 そこで「そうなんです」とか言って、彼がママを熱く見つめたりしたら、
 この縁談はなしにしたほうがいい。